改めましてあけましておめでとうございます。意識低い系日本代表ベンチ入りクラスのオガーです。
前回までは正月早々3日連続でドヤ顔写真付き旅行記みたいなものをアップしましたが、ようやくそれも終わりましたので、ようやく新年の挨拶に伺わせて頂いた次第です。
さて「いちいち浮かれてるんじゃねぇ!誰かが決めた日付や慣習なんかに俺は踊らされはしないぜ!」といったレジスタンス的思考のお持ちの方々以外は、やはり新年というのはさまざま思うところもあると思います。
というかね、節目ってそれなりに大事よ。セクションよセクション。そうやって自分のケツを叩いていかないと、人間たるものなかなか次に行けないわけよ。
ワタシもありますよ。それなりにあります。
今回の記事はそれで自分語りをやっちゃうわけですが、仕事のことや子育て含めた家族のことについては特にお披露目することもないです。
基本的にワタシという人間は「仕事」と「家族」と「自分の好きなこと」という三大要素に生かされていますが、どうやらそのパラメータがひとつでもゼロに近づいたり、はたまたひとつだけ突き抜けたりしちゃうとカラータイマーが鳴る性質なようでして、常にそのへんはバランスというものを意識するようになりました。
もちろん優先順位をつけろといわれれば「家族>仕事>自分」になるんですけどね。そりゃ当たり前。
じゃなくて、例えば三脚イスみたいにバランスが上手く取れてるのが、いわゆるハッピーで平穏な状態ではあると思うので、その時間を少しでも長く保つことを目標にしております、
ま、誰でもそうか。
んで、その自分の好きなこととかを考えてみますとですね、日常的に僕の脳内を占めてるものといえば、ブログ執筆と動画製作と音楽のアレコレなわけです。
他にもゲームとか読書とかやってますが、そっちは消費するという意味での娯楽ポジションなので置いておくとして、だいたいその3つが僕の中での「面白いこと」であり「可能性を信じている」こと。
ちょっとそのことを書いていきたいと思います。
ブログについて
ブログってね、面白いんですよ。いろんな検索ワードでアクセスしてもらってるのがわかるから。
このオガーTVブログ、僕は更新するたびFacebookとtwitterにお知らせを入れてるわけですが、じつは総合するとそちらからのアクセスよりもGoogleやYahoo!での検索経由の方が多いんです。
人気検索ワード上位は「RX100 ブログ」「グランツーリスモ ブログ」などですね。登山シーズンのときは「鳥海山 きつい」ってのも多かったかな。
この3つのキーワードはGoogleでは全部1ページ目に表示されるはずですよ。「鳥海山 きつい」なんて1位だった気がする。
んで、何が面白いかというとですね、そういう検索ワードでアクセスして頂いた人には、だいたい半分から3分の1くらいは関連記事も読んでもらってるようです。
つまり例えばRX100で撮った酒田の景色や、他にもずらずら書いたイベント紹介や雑記記事などが世界中の皆様の目に触れてるわけですよ。
これって面白い、というか当初僕がやりたかったことです。やっぱインターネットという大海にちゃんと飛び込んでみたかったのでね。そのためわざわざ独自ドメイン取ってwordpressでブログを立ち上げたのですから。
別にね、ブログを書いて高収入を得たいとか、酒田市のスポークスマン、じゃねぇや広報めいたものになりたいわけじゃないですよ。ちっとも思わない。
ぶっちゃけ広告収入なんて運営費を下回らなければそれでヨシ。酒田市のことを紹介するのも、そういうのが得意な人に任せておけばヨシ。
単純に自分が好きでやってることが、誰かの役に立ったり面白いと思ってもらえたりするのが楽しいんですよ。付加価値的な意味でね。けして献身的にやってるわけじゃないですから。
ま、世界中の皆様だの書いては見ましたが、実際はそんな大げさな数ではありません。ハッタリです。
ただ、いま現在この大海というフィールドで遊んでるのは事実ですから、今は微々たる数ですが、この先オガーTVブログ経由で、この街の身近なことや僕が好きなイベント、ライブなどの情報が少しでも多くの人の目に触れたら面白いだろうな、と。
ブログに関して、そこだけはささやかな野望を持っておりますハイ。もちろん基本的にはそれを狙っていくつもりはないですけどね。あくまでオマケ的な意味で。
動画製作について
「製作」なんて書くと肩にリキ入った感じがいたしますが、まぁ作ってるので製作です。
僕の中での動画のポジションって大きく二つに分かれてましてね。それは「ツール」と「作品」です。
「作品」としての動画作り。今回コチラの方は触れないでおきます。現在2本手掛けておりますが、これまでもこれからも僕の作品としての動画は、恐らく誰の目にも触れるような、いわゆるオープンの場に出てくることはまずありません。依頼者の方々、そしてその目的に沿った使われ方をするのみのはずです。そしてそうであることを前提にいつも全力を尽くしています。
もうひとつの「ツール」としての話。「手段」と言った方が正しいかもしれません。
僕は動画コンテンツのダイレクト力を信じているのは紛れも無い事実でして、はっきり言うと「みんなどんどんやればいいのに!」とも思っております。
カメラやPCの性能は飛躍的に向上し、庶民の手にも届く価格で市場に溢れています。スマートフォンという手元でHD動画を鑑賞できるインフラ整備も終わりました。そしてgoogleアカウントさえ取得すれば、誰でもそれをYouTubeで配信することが出来ます。
こんなことを言うと敵を増やしてしまうかもしれません。でも言います。いまPRを必要としている人や団体はすぐに動画コンテンツを作るべきだと。
特にバンドやミュージシャン。いまどき自分達のバンドのミュージックビデオを持ってないってどういうこと?・・・まで思います。
いや、これは言い過ぎた。すいません。音楽活動と言ったって大きく展開しようとすることだけがソレじゃないですからね。ひたすら音楽道を極めようとストイックにやってる人達も僕は大好きです。
ただ、少なくとも・・・例えばですね、今時分、僕が「バンドやってるんで今度ライブ観に来てくださいよ!」と誘われたら、確実に「どういうバンドか知りたいからミュージックビデオみせてよぉ」と言いますね。ひと昔前なら「デモ音源ある?」だったけれども。
いやね、ミュージックビデオというとね、なんかオオゲサでね、動画クリエーターに何十万も払って作ってもらうみたいなね、というかそうじゃないと恥ずかしいものしか出来ないみたいなね。
違うだろっ!!
そんなもんデモ音源か何かにアテレコして、iPhoneで動画撮ってペペっと編集すればいいじゃん。それで立派なミュージックビデオよ。
いや、わかりますよ。僕なんてMTV全盛期に思春期を過ごしましたからね。確かにあの頃は映像に重み効かせたせいで、ウンコみたいな音楽、というかロックね。多かったね。わかるよ。わかります。
大丈夫だって。動画なんてね、利用してやるぜって感覚でいいんですよ。ぜったいにそう。
とにかくあれだ。この話題になると僕尽きなくなっちゃうんでそろそろやめときます。
ただアレですよ。「オレが安く作るから依頼しなさい」なんてけして思ってないからね。
というかミュージシャン関連の動画作りはそんなにすすんでやりたい方ではありません。難しいから。
依頼する側に明確なビジョンがあるなら喜んでやりますけれども、そうじゃないと曲に対する思い入れから来るイメージがね、確実にすれ違っちゃうと思うのでね。僕もそこんとこは音楽やってたんで痛いほどわかります。
まぁ動画に限らず、写真も含めたいわゆる撮影プロジェクトってね、打ち合わせが死ぬほど重要なんですよ。それをここ2年ほどで叩き込まれましたよ、ええ。
とにかくアレですね、最後に今から書くのは僕の地元のバンドマンに対してなんですけれども、そういうビデオ作りたいんだけどもうんぬんかんぬんという相談は気軽にしてくださいよ。ラーメンでも奢ってくれたら、僕が知ってることでよければ教えますからね。遠慮すんなよ。この街で音楽をやってる(今おれはやってない)友達同士じゃないか、俺たちは。
音楽について
さて、その音楽について。
僕は今でも音楽が好きです。というかバンドが好きです。とは言っても楽器を弾きたいわけではありません。
やりたい音楽が明確にあって、それを具現化したいと思っておりますが、実現できるかどうかはわかりません。だって一人じゃ出来ないもん。
というか僕はロックンロールバンドがやりたいだけです。そして僕にとってのロックンロールは、いわば腹が減った、喉が渇いたということをバカでかい音で鳴らしたいだけであり、それ以上でも以下でもありません。
そしていま僕はその腹が減った状態ではあるのですが、何度も言うとおりバンドがないので鳴らせません。
もしかすると、こうやってブログをズラズラ書いたりYouTubeで遊んでたりするうちに腹が減ってたことを忘れてしまうかもしれません。それはそれで仕方ないと思っております。
何だかネガティブに書いてるように見えますが、いやいやそんなことは全くありません。
むしろここ30年で一番音楽というものとニュートラルに向き合えているんですよワタシ。これまで常に「何が何でも」みたいな気負いが付きまとってましたからね。
ただ、ひとつアレですね。心残りがありますね。
このあいだの寺内君主催のUKフェス。あのとき僕が出たステージを見てくれた人達に嬉しい感想を結構頂いたんですよ。
でも、その中にひとつグサっと来たのがありましてね。
「寺さんとオガーさんが一緒のステージに立ってるのをみてウルっときた」
と、とある人に言われました。これはちょっとキましたね。
その人はよく観に来てくれたし、例のワンマンライブのときもすごく協力してもらったからね。
そう。そうなのよね。あのバンドはいろんな人達の支えがあったんですよ。それは重々わかっている。
それを「あんなくそバンドは解散してやったぜゲハハハ」みたいなノリで幕引きしたからね、僕。
申し訳ないね、ホント。
ま、安心してくれ。おれがもしもう一度バンドやれるとしたら、あんなクソバンドを一瞬にして上書きしてみせるから。それは約束しますよ。当たり前じゃないか。
それまで忘れててね。今はこうとしか言えない。
というわけで
おいおい、最後に何だかしょんぼりムードになっちゃったじゃないかね。明るく行きましょうよ明るく。
つーことでね、ほんとは抱負みたいなの書くつもりだったんだけれども、とくに何一つねーや(笑)
これからも僕は面白おかしく生きていきますよ!今年もよろしくね!
ではまたっ!