【アルバム「41」リリース】佐藤慎一インタビューについて

先月の中旬だったか、Facebookのニュースフィードを眺めていると、酒田在住の友人であるミュージシャン・・・というかアーティスト・・・いや違うな、ロックンローラーかな?

とにかく佐藤慎一「アルバムリリースのお知らせ」が入ってきた。

最近ではこういった知らせが何の前触れも無く飛び込んでくるというのは珍しい。

というのは、今どきといえばSNS等で当たり前のように当人サイドからジワジワと事前情報が流れてくるのがスタンダードだから。

かといってインタビュー内でも語っているとおり、彼自身は別に意図的にサプライズを起こしたかったわけでもなんでもなく、普通にSNSはもちろんインターネット自体と無縁の音楽活動を行っていただけらしい。

今回のインタビュー動画では、そういったSNSとロックミュージシャンのこと、現代の国内ロックシーンについても赤裸々に語っている。ぜひご覧いただきたい。30分近くあるので、ラジオ番組代わりとして聴いて頂くのも面白いと思う。

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SNSとロックンロール

ぶっちゃけ言ってしまえば、この両者の相性がいいはずがない。

本来、体制やマジョリティに「ノー」を突きつけるはずであるロックンロール・ミュージックの思想からいえば、資本社会に君臨する巨大企業の産物「ソーシャルネットワークサービス」で共感を得るためにせっせと活動を行うこと自体が矛盾しているのだ。ビッグデータを構築するための歯車となりながら。

しかし、そんなことに構っちゃいられないのも事実である。その大海に飛び込まなければわからないこともあれば、そもそもその大衆にイエスもノーも届かない。

僕が昨年までロックンロールバンドの活動していたときも常に葛藤はあった。しかし結局出した答えは「利用できるもんは利用してしまえ」である。しかもやるなら「可能な限り」

バンドが解散した今でもそのスタンスは変わってなく「奴らにおれが差し出すものよりも、こちらが得るものが大きければおれの勝ちだ」と思い込んでいる。

そういったことについても佐藤慎一は切り込んでいる。彼なりの見解が面白い。

音楽産業大国「アメリカ・イギリスくそくらえ」

先日僕はWOWOWでONE OK ROCKのライブを見た。初めて彼らのライブをフルで見た。

素晴らしかった。演奏は上手い。歌も上手い。英語はぺらぺら。そして何よりWOWOWのカメラワーク。観客との一体感を意識した編集。WOWOWは何のライブを撮らせてもかっこいい。ほんと全てが素晴らしかった。

そのことを彼にぶつけてみた。

慎一は「ONE OK ROCKが何故評価されるのか?」をきちんと語っている。

なるほど、と僕は思った。結局のところ僕を含む日本のロックフリークスには英米コンプレックスが根底にあるのだ、と思った。奥深いところにしっかりと。

アルバム「41」について

当記事を書きながら「41」を聴いている。

なるほど、生々しい。

乞食晩餐会の「19770628」を聴いたときも思ったが、とてもヒリヒリするような感触だ。そしてそれは「19770628」を上回っている。

それにしてもこの空気感・・・というかはっきり言えば、剥き出しの唄や演奏の背後にほんの少しだけ漂う感覚はいったいなんなんだろうか?

僕の好きなストーンズでいえば、レット・イット・ブリード収録の「リヴ・ウィズ・ミー」に漂うあの感じ。

ひとことで言えば退廃的な空気だ。しかし不思議と荒れ果てた感じはしない。ギリギリのラインで崩れ落ちていない。それどころか生命力に溢れている。

確かにこれはロックンロールだ。おれや慎一がヤラれたロックンロールはこういうものだ、と胸を張って言える。

もう一度言うがこれは確かにロックンロールのアルバムだ。それ以外の何物でもない。

ザラザラだ。剥き出しだ。だからセールスが大前提のキレイにパッケージングされた現代の音楽に耳が慣れてる人は最初戸惑うかもしれない。

でも、購入した人はちょっと僕に騙されたと思って10回、いや、3回でいいから聴いてみてほしい。僕が二十歳そこそこの頃にロバート・ジョンソンをわかろう、わかろうとして何度も我慢して聴いたみたいに。

それがクリア出来たら、そこから恐らくあなたに本当のロックンロールのドアが開くこととなる。

最後に

というわけで通産3回目の佐藤慎一のインタビューでした。

さて、僕はインタビューが好きである。というより、バンドマンだけじゃなく、いろいろやってる人の話を聞くのが好きなのだ。

だから正確にいうと僕自身がインタビュアーの真似事をしたいわけでもなくて、本当は誰かがやってくれたのを見たり聴いたり出来ればそれでいい。

なぜなら僕はそういう少年だったから。とにかく中学、高校時代は音楽雑誌、特にあの頃のロッキン・オン・ジャパンが好きで毎月楽しみに読んでいた。ストリート・スライダーズのハリーのインタビューとか。

他にもプロレスラーやスポーツ選手のインタビューを読むのも好きだったなぁ。

だからこういう真似をやっているし、これからもやりたいと思っている。

もし、誰かインタビューして欲しいことがあったらご遠慮なくお申し出ください。動画に抵抗あるなら音声だけでも出来ますよ。

では、また。

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