コラボ作品「懐かしい風景」について

平成から令和に時代が切り替わる寸前のタイミングで、土門秀明氏と僕とのコラボレーション企画作品「懐かしい風景」がYouTubeの土門秀明公式チャンネルにおいて公開されました。

土門さんが作曲し自ら演奏する「懐かしい風景」という曲に合わせて、僕がここ2年、酒田市の路上スナップで撮りためた写真30枚ほどから構成されたスライドショーです。

きっかけは4月上旬頃だったかな。ありがたいことに土門さんからこういったアイディアがあるんだけどどう?と持ちかけて頂いて実現した話であるんですが、本当はもっと早く完成できたんですよね。

というのも土門さんはすでに曲は出来ていて録音まで済んでいたし、僕の方も撮りためた写真がたくさんあるので、スライドショー製作自体は1~2日もあれば仕上がりますので。

ただ、僕がじっくり腰を据えてやりたいなと思ってタイミングを見計らっていたら連休中になってしまった、ということですね。まぁおかげで時代が切り替わるという絶好の機会に公開して頂いたので大変良かったのではないかと(笑)

最初にこの企画が「面白いな」と思って飛びついたのは、いわゆるコラボなんですけど企画ありきの話じゃなく、お互い・・・なんていうと僕みたいなペーペーが言うのも大変失礼だけど、まぁとにかくお互い音楽と写真をそれぞれ日々粛々とやっていて、その過程で一瞬交わるみたいな出来事はとても素晴らしいんじゃないかと思いましてね。つまり共同作業ありきじゃないところがね。なんかいいなぁと思いまして。

ところで僕は「写心」という言葉や概念が大変好きじゃなくてね。何でもオオゲサにすればいいってもんじゃないですよ。そうじゃないと困る人がいるのもわかりますが。

とにかく僕みたいなのにとって写真撮影というのは、表現が適切かどうかわかりませんが、丁寧に右から左へ受け渡す行為のようなもんでしてそれ以上でもそれ以下でもありません。

もちろんシャッターを切るときには何かのアンテナや感情が動いてるからカメラを構えるんですけれども、そこには撮影者である僕自身はもちろん、被写体が持つ気持ちまで写し込もうなんて考えたこともありません。

パっと感じたらシャッター切って、自宅のPCで現像したらあとはしまいこむ。自分以外の誰かに問いたいモノは公開する。それの繰り返し。今のところ僕はそれだけでいいんです、時期が来たらまた考えればいいでしょうし。

ですので、今回の「懐かしい風景」で使わせてもらった写真にも何一つメッセージを込めてはいません。少なくとも意識して込められていないはずです。ただ、僕という人間に引っ掛かったものを淡々と写しただけの約30枚であります。

そうやって写したものですが、土門さんはご自身の琴線に触れてくれたとおっしゃってくれました。これほど嬉しいことはありません。写真って本当に素晴らしいものなんだなぁと痛感しました。

もし、あなたの心の何かにも引っ掛かってくれたものが1枚でもあれば僕はとても嬉しい。ぜひご覧になってください。

ぜひ、今回の件について土門さんが書いてくれた記事も読んでみてください。

「酒田市在住のカメラマンとコラボ」

記事の中で『酒田の本質は「静」の方にあるのではと思っています』と書いてくれています。さすがですね。

住民である僕ですが、例えばボロ小屋の表だけを綺麗に塗装したような、まるでびんぼっちゃまの如くの街の再生や活性ならば一切望みませんという立場です。

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