夏の終わり

僕のHDDには「完成動画」というフォルダがあって、そこには過去に自作した動画ファイルがたくさん入ってある。

さっき探し物をしていてそこを覗いてたら「夏の終わり」というタイトルのクリップが出てきた。三年前の夏、息子を撮りためた素材に森山直太郎さんの「夏の終わり」という曲を付けて編集したものである。

パパっと作った記憶だったが、曲の素晴らしさが相まって思いのほか完成度が高くて驚いた。が、それ以上に驚いたのが息子の幼い声だった。

当たり前だが写真は音声を残せない。というより時間を丸ごとパッケージングすることが出来ない。

それでも・・・というよりそこが写真の素晴らしさだと僕は日頃から思っているが、こうやって動画記録を残しておくのもいいもんだな、と思った。

それにしても夏の終わりである。もはや完全に夏は終わってしまった。

かといって秋という感じでもない。ちょうど夏と秋の狭間といったところだろうか。だったらやはり今の時期は夏の終わりと言い表すのが何となく、いい。

今年の夏は本当に遊び尽くした。また、来年の夏が楽しみだ、と胸を張って言えるほど。

僕が作った「夏の終わり」には、息子と息子の幼なじみが夏の終わりにはしゃいでる姿があった。

もちろん彼らには過ぎ去っていく夏を惜しむようなさびしさの欠片も感じられず、いつも次の新しい季節を楽しみにしてるような期待感に溢れていた。

子どもはそれでいい。そんな彼らの後ろ姿をみつめつつ、僕は足跡を拾い続けていくだけである。

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