自分の中でいろいろ変わってきたこと

最近、自分の中で変化してきたことがある。

というのも、まずフィルムカメラでも写真を撮り始めてから、デジタルカメラで撮る写真が明らかに変わった。具体的にはゆったりとした写真が多くなった。

撮って撮ってたくさん撮って、その中から見映えがいいのをピックアップというのではなく、一枚一枚が大切に撮られている写真が増えた。

例えば先日、PTA広報としていつものMさんと一緒に5年生の稲刈り体験学習の写真にしてもそうで、子どもたちにおコメが出来るまでを質問されたり、籾殻を剥いて取り出した米粒を一緒に食べさせられたり、挙句の果てにはとある子にカメラの使い方を聞かれ、実際に何人かに撮影させたり、とにかくまぁ一緒に青空の下の稲刈り体験を楽しみながらゆっくり写真を撮った。

結果、自分ではたくさんいい写真が残せたと思う。

あともうひとつは客観性。ようやく僕は客観的に写真を撮れるようになってきた。

よく写真教室などでは初心者から次のステップにいくときに「もっと主観を持って撮りましょう」とアドバイスされるらしい。個性を注ぐことでただの写真がアートになっていくということなのだろう。

ところが僕にとって写真はアート作品ではない。だからどこまでいっても客観性を失いたくないというのが本音である。

ただそれが最近まで自分で言語化も体現も出来てなかったのでモヤモヤしていたのだが、運動会のとき首からブラさげていたPENTAX SPに35mmの単焦点レンズを付けて撮った写真の中の一枚を見たときに、恥ずかしながら僕は感動した。

誰の視点というわけでもなく、一人一人の表情もくっきり捉えているわけでもなく、しかし一枚であの日の運動会の様子を客観的に捉えていたあの写真。もし、ここまでで「あなたが撮影した中で一番好きな写真はどれですか?」と問われれば、あの写真と即答すると思う。

僕にとって、あくまで僕にとってではあるが、写真とは撮るものではなく、ただ写すものなのかもしれない。ようやく少しずつわかってきた気がする。

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