親として現代のゲーム事情と付き合っていくために

子育てやPTA

今夜はクリスマスイブなので、サンタさんにゲーム機やゲームソフトをお願いしたキッズたちも多いと思います。そしてこれから冬休みに入る彼らはそれでたっぷりと遊び始めるわけでして。

が、ここでお父さんお母さんは少し気をつけた方がいいと僕は思います。長期休み期間のゲーム遊びで、後々取り返しの効かないことになったということにならないように。何よりせっかくプレゼントを持ってきてくれたサンタさんを「あのときゲームを持ってきてくれなかったら」なんて恨むようになったらとても悲しいことであります。

コンピュータゲームが悪者にされる風潮が僕は好きじゃありません。おいしい水を毎日飲みすぎて身体を壊した人がいたとしたら、それはおいしい水が悪いのではありません。要はその人にあった適切なものを適量でというのが大切なのであります。

その判断を子どもたち任せというのは無理があります。そこはやはり保護者が管理しなければいけない範疇ではないでしょうか。

フォートナイトは悪なのか?

「休日はずっとゲームやってる」

「平日もなかなか寝ようとしない」

「だけど仲が良い友達と一緒にやってるみたいだから、ウチの息子だけやめろというのもかわいそう」

「課金させろとせがんでくる」

「言葉使いが乱暴になった」

こういう心配をしている親御さん、いま全国で多いと思います。まぁこれは全てオンラインゲームのフォートナイトのことです。

かくいうワタクシの息子も、今年度の春先、つまり新型コロナの影響を受け臨時休校になった時期にフォートナイトを遊び始めました。

じつは僕もゲームにはそれなりに詳しい身であります。5年ほど前までほぼ日課のように遊んでましたから。

したがってフォートナイトがどんなゲームであるかは知ってました。多少、過激な描写もあるので「こいつにはちょっと早いかな」と思いましたが、ずっと会えないクラスの子たちとおしゃべりしながら遊んでるのを見て、つい許しちゃった感があります。

んで、それから学校が始まり、夏を経て彼はフォートナイトをやめました。

なぜなら、フォートナイトというゲームを悪いゲームとはけして思わないが、あれを小学生が遊ぶことは毒を与えることに近いと痛感したから、とあるきっかけをチャンスとばかりに話し合い、そしたら彼は納得してアンインストールしました。

とあるきっかけとは

ご他聞に漏れず、息子が通う小学校でも上で書いたようなフォートナイト問題が休校明けあたりからぼちぼち表面化してきたようです。

そこで学校は高学年に向けてPTA会長による授業を行いました。彼はなんといっても現役のゲームクリエイターで、これまでも誰もが聞いたことがある有名ゲームのプロジェクトに関わってきた経験もあり、これ以上の適任者はいません。

僕も広報の取材とかこつけて見学したのですが、ゲームクリエイターがゲームに孕む危険性を説く授業はそれはもう興味深い内容でしたよ。

「ゲームソフトのパッケージに書いてあるようにゲームには対象年齢がある。作る人たちはそれぞれその人たち向けに作っている。対象年齢外のゲームで遊ぶことは身体にも心にもよくないこと。君たちは今だから出来る遊びをとことんやりなさい。」と彼は話してくれました。

その夜、息子と一緒の風呂タイムのときに彼に聞いてみました。

「お前、今日M会長が言ってたことわかったか?つまり15才以上が対象年齢になってるフォートナイトはお前らに遊んでもらうようには作られてないんだよ。それを遊ぶってことは隠れてエ○本みてるのに近いんだよ。このエ○本野郎!

「そうだな。あれはもうやめよう。」

息子は良くも悪くも単純な性格です、別に悩むところもなく、Nintendo Switchからフォートナイトの全データを削除しました。

家庭内ルールを定める

さて、フォートナイトに限らず、もともとオガー家ではNintendo Switchを買ってやる際に定めたルールがいくつかありました。

『テレビに繋いで大きい画面で遊ぶこと』

『外に持ち出さないこと』

これを破った場合は、すぐに売り飛ばして僕のカメラの新しいレンズを買うことになっております。おかげさまできちんと守れていた模様。

このルールを定めた理由は、もちろん小さい画面でやると目や姿勢が悪くなるとか、外に持ち出すと故障するとかそういった理由もあります。

が、一番の理由は親の監視下でゲーム遊びを行うことと、外では外の遊びに集中するのを重視したからですね。

そういえば一度だけ「みんなでSwitchを持ち寄って公園で遊ぶことになったんだけどいい?」と聞いてきたことがありました。

そのときも即「だめだ」です。

「みんなでなんていってるけど、絶対みんながみんなこんなものを持ってるわけがない。中には買ってもらえない子もいるはずだ。そんな子の前にお前がSwitchを持っていくってどういうことかわかるか?お前はスネ夫と同じことやってることになるんだぞ。おれはお前を今日からオガースネ夫と呼ぶぞ。このスネ夫野郎!

親自身が現代ゲーム事情を知る

今の小学生の保護者で、全くテレビゲームに無縁で過ごしてきたという人は少ないと思います。

けれども昔のゲームと今のゲームでは全くといって言うほどシステムが違う。昔のゲームみたいに電源入れて、パーっと遊んで、はい今日はここまでみたいなゲームは少ないんですよ。

だからオガー家は一日一時間というルールは定めてません。今日の内容が面白かったら2時間でも3時間でも遊びなさいよってなもんです。

ただ、ゲームで遊ぶことを日課にさせないようにしてます。小学生といっても彼らは多忙。夕食終わって風呂入って軽く勉強すれば、すでに就寝2時間前とかですので、オガー家ではそこでコントローラを握るクセをつけさせないようにしてます。

別に特別なことをやってるわけではなく、普通に「今日はゲームやるのか?特にやんないなら俺がテレビ見るぞ」とかそんな感じ。

だからオガー家で息子がゲームをやってる姿を見るのは、平均すると週に2日くらいですかね。YouTubeはたくさん見てますが・・・。

ということで

ズラズラ書いてきましたが、いま現在のオガー家の息子はとりあえず健全なゲームライフを送っているようです。

一人のときは「大乱闘スマッシュブラザーズ」、休みのときは家族で「桃太郎電鉄」で遊んでいます。どちらも推奨の対象年齢が小学生も含まれていますので毒ではなくおいしい水

最初に書きましたが、僕も子どもの頃からゲームを楽しんできましたし、読書や音楽と等しく、ゲームでも感性を養ってもらった自負があります。

ただ、それは「きちんと終わりがあるゲーム」に限った話かもしれません。

最近のゲーム、特にオンライン物はじつは終わりがないのがたくさんあります。僕がいうゲームとはじっくり一人で楽しめて、世界観を満喫でき、そしてきちんとピリオドを打ってくれるゲームです。

もちろんゲームメーカーさんも商売でやってるわけですが、願わくばそのようなゲームをまたたくさん作ってくれると嬉しい限りであります。

ではまた。メリークリスマス。