写真撮影はスポーツなのか?

写真館勤めだった、いや妻が、当時撮影シーズンに入ると連日「身体がバラバラになりそうだ」と言ってましてね。

その横でソファに寝転びながらアイスを食ってた僕は、「そりゃ大変だね。ご苦労さま」とか言いつつも、内心「たかが写真を撮るだけで筋肉痛とか、普段どんだけ運動不足なんだよケケケ」とか思ってたわけです。

あれから2年経ち、何故か今は僕が撮影シーズンをこなす立場になったのですが、いや、すいません。ようやく気持ちがわかりました。僕も身体中が筋肉痛です。

いやね、ほらああいう人たちって、重いカメラを2台持ちながらあちこち歩き回ったりするわけじゃない?婚礼だったり、修学旅行についていったり、七五三のロケだったり。

だからそういう意味での疲労だと思ってたんですワタシ。いや、違うんだよね。どちらかというとスポーツでのそれに近いかもしれない。

いや、例えばね。僕が普段やってる散歩しながらのスナップとかああいうのは全然そうじゃないの。音楽聴きながらルンルン歩いて、気の赴くままパシャっとやってるだけだし。

じゃなくて、ほら、行事の記録写真とかね、ああいうのって、感性うんぬんじゃなく、まずは「正しく撮る」ってのが求められるわけじゃないですか。

正しい写真ってのはさまざまな要素がありますけれども、まず、露出(写真の明るさ)だったり、ピントの正確さだったりね。でも、じつはそのへんと同じく重要だけどあまり語られないのが「カメラをきちんと構える」って部分ですな。

写真撮影って面白いもので、慣れれば慣れるほど最初は被写体を写すことしか考えられなかったのに、だんだん余裕が出来て背景に目がいったり、もっとベストな構図を探したりするようになります。これはやってりゃ誰でもそうなっていきます。

んで、それに気づいてしまうせいで、持ってるカメラを数センチ数ミリ単位で移動させる必要に迫られたり、垂直において数度の角度を調整したりするんですが、それは全部自分の身体を使ってやるわけです。三脚なんか使って悠長にやってるヒマはないですから。

それがね、何と言いますか、普段使わない筋肉を使うというか、カメラにとって自然な位置を探っていけば探っていくほど、何故か人間にとっては不自然な体勢になっていくというか、とにかくスキーとかスケートとかで遊んだ次の日みたいな筋肉痛になるんですな。

というわけで、僕もここ最近いろんな写真撮影が続いたせいか身体中が痛い。

その筋肉痛のまま昨日は入学式の撮影だったんですが、昨晩「どれ、みせてみろ」と鬼、いや妻に言われたので撮ったものを見せたところ・・・

「何だか去年より視点が高い写真が多いよ。ちょっとさぼったんじゃないか」

と、怒られる始末。

でも、ひとつだけ言い訳をさせて頂きたい。

いくら僕でも筋肉痛くらいでしゃがむのをさぼったりしません。ためらった理由は「スーツのズボンがややきついから」です。

だって万が一、ピッカピカの一年生、並びに保護者の前でケツがビリビリ破けたら、もうおれは一貫の終わりじゃないか!!

すいません。本当にダイエットします。ではまた。

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