【4月22日】GOGO!!YOSHIKO祭りについて思ふこと【希望ホール】

イベント

どうもオガーです。

当ブログ、写真やカメラ、ゲームなどの記事のおかげで、検索エンジンからのアクセスが日に日に増えております。

私もその傾向は大変嬉しく思いますので、日頃から身の回りの友人達へ向けたような記事ばかりにならないように書いてます。

けれども今回ばかりは意識して僕の住む地元、山形県酒田市の皆様へ向けて書きますね。

今度の日曜日、日付にして2018年4月22日。僕の先輩であり友人の佐藤良子先生が、街のコンサートホールを一日貸し切って、音楽を中心とした派手なお祭りを開催します。

今日はそのことについて。

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会場が希望ホールという意味

酒田市希望ホールこの街のど真ん中にそびえるホール。普段は主にメジャーなアーティストや楽団の公演で使用されているコンサートホール。

22日はイチ市民がここを貸し切り、そして地元中心のミュージシャンやバンドがステージやストリートで音を奏で、たくさんのお店がロビーを彩る。

つまりこの日の希望ホールは、ある意味「市民会館」と銘打ったホールの理想とも呼べる姿になるわけだ。

そう、理想なのだ。だからこそ誰にでも実現できるわけではない。

下世話な話だが、まず会場使用料金を含めた運営費がかかる。ということは自ずと集客数の問題が発生する。

だが、ただ単純にそれらをクリアするのなら、カネに糸目を付けずメインアクトに有名人の一人や二人呼べばいい。そしてチケットの多くをタダでバラまいてしまえばもっと簡単だ。なんなら地元企業にスポンサー協力を求めるのも手だろう。僕だったら確実にそうすると思う。

・・・主催者の佐藤良子先生の声がいま聞こえてきた気がする。「そういうことではないのだ」と。

そうなのだ。彼女は「音楽」、そして「市民」や「地元」こういったキーワードの純度を可能な限り高めた一日にしたいのだと僕は思う。

インタビューで先生はこうおっしゃっている。

「普段ライブハウス等で演奏しているミュージシャンやバンドの人達に、ぜひ希望ホールのステージにも立ってもらいたい」

そして「ライブハウスみたいに大きな音で、そして演者とお客さんとの距離が近いところで観たり聴けたりするのは最高だけれども」とも。

これは本音だと思う。実際先生はいろんなライブハウスやお店の音楽イベントに出演してるし、お客さんとしてもたくさん足を運んでいる。

だが、これは僕の推測であるけれども、良子先生のホームはやはりコンサートホールなのだ。

だからこそ、いつも交流している人達に「たまにはワタシのホームにいらっしゃいよ」という気持ちからの発言であると僕は思っているし、恐らくそれ以上でも以下でもない。

そんな純粋な気持ち、音楽を愛する、そして信じる人達の気持ちがホールに充満する一日。

それが4月22日の「GOGO!!YOSHIKO祭り」なんだろうな、と僕は勝手に期待している。

負けたくないという気持ち

先日、良子先生が所属するユニット、サミシスの取材を行った中で「5年前、つまり50歳のときの自分に負けたくない」と言葉が脳裏にこびりついている。

おこがましいけど、これはわかる。

誰もが生きる過程で大なり小なり勝負どころというものがあると思うが、そんなときに結局突き詰めていくと、超えるべき相手は過去の自分という結論に至るはず。

何を以って勝った負けたとするのかは人それぞれではあるのだが、今回の良子先生は明確に「888枚チケットを販売し700人弱の人間を動員した前回のYOSHIKO祭りの主催者」と戦っている。すなわち5年前の自分。

本当のところ、素晴らしい音楽イベントというのは数がどうだとか赤字になったらとかいうのはさほど大きな問題ではないと思う。

ただやはり、ハッキリと目に見える物差しがある以上、そこからは逃げることは出来ないし、逃げたくはないのだろう。

それらをハッキリと公言しているYOSHIKO先生を僕は尊敬せざるを得ない。

そしてもうひとつ。

同じくサミシスの取材の中で「集大成ではありません。通過点です」とも言った。

自宅に戻って「あの言葉を含めたシチュエーション、どっかで見たことがあるな。なんだっけかな?」と編集作業をしながら考えていた僕は、ようやくそれを思い出した。

ローリング・ストーンズが確か「スティールホイールズ」か「ブードゥ・ラウンジ」か忘れたが、とにかくニューアルバムをリリースし、それに伴いワールドツアーを開始することを発表した記者会見だったと思う。確か船の上だったかな?すいません。このへんは記憶が定かではありません。

そのときミック・ジャガーが「これは解散ツアーではない。ストーンズによる○○年のワールドツアーだ」と言った。

いつも何かを発表するたびに記者から「解散ですか?」という質問攻めに合っていたミックジャガーが、それを逆手にとって先手を打ったのがじつに痛快だった。ま、僕は雑誌か何かで読んだだけなのだが。

なぜ、今回そんなことを思い出したのかはよくわからないが、とにかくあのときのミック・ジャガーと良子先生が、自分の中で被ったのは確かである。

最後に

先日書いたとおり、短い間だけれども、僕はGOGO!!YOSHIKO祭りの広報マンの一人として関わらせてもらった。

こう言っては身もふたもないのだが、僕がブログ記事を書いたくらいで、動画コンテンツを作ったくらいで、SNSで投稿をシェアしたくらいで実質的に集客の手伝いにはならない。

人々の関心を集め、実際に行動を促すということはそんなに簡単なことではない。悪いけれども僕は人一倍それがわかっているつもりだ。

けれど僕が今回手掛けた部分で、もしすでにチケットを購入した人がより素敵な一日を過ごせたなら、また一人でも二人でも足を運ぶか否か迷っている人の背中をポンと押すことが出来たのなら、それだけで嬉しく思う。

いよいよ明後日。僕は一日中希望ホールにいます。そしてカメラ片手にウロウロしているはずですので、見かけたらぜひお気軽に声掛けてくださいね。

 

一人で行くの不安だなーって人も大丈夫よ。オレがいるから!

 

ではまたっ!!

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