初冬の朝とセイコーダイバーズ

腕時計

とある日から僕は…いや、僕たちPTA有志は毎朝生徒たちの登校時の安全指導を行っている。始めた当時は残暑厳しい夏の朝であったが、気がつけば今はもう寒さが厳しい冬の朝になっている。

当たり前だが、毎朝黄色い旗を持って立つということは天気のいい日ばかりではない。雨が強く降る日もあれば風が強い日もあるし、その両方に見舞われる日もある。そんなときの服装は上下黄色いカッパにハンターブーツを履くので服装は困らないのだが、問題は左腕に装着する腕時計だ。

これまでなら15年ほど前にマルボロの懸賞で当たったカシオのソーラー電波Gショックを着けていた。雨の日だけではなく、夏の暑い日の長時間撮影や冬の雪かきなど、とにかく時計への浸水が心配な時は全部それだった。だが、去年中学生の息子にあげてしまったのだ。今さら返してだのは父親としての美学に反するから口が裂けても言えない。

僕はそれなりに長く生きてきたので他にも10本近く腕時計を所持しているが、じつは半分が70年代生まれの古いセイコーの時計なので、防水性に信頼を置ける腕時計が他には1本しかない。そのたった1本というのがダイバーズウォッチなので、これまでGショックに頼っていた場面では、最近じゃ代わりにそれを選択して身に着けている。

それが画像のSRP775というモデルである。確か海外向け商品の逆輸入なので、国内正規品ではSBDY015(ブラック)あたりと同等のモデルになるのかな。

購入したのは7,8年前だと思うが、最初の2年くらい着けたあとは何となく寝かせてしまった。それが今朝バブアーのオイルドジャケットにハンターブーツを履いて装着したら妙にハマったので今後スタメン入りしそうな勢いなのだ。これまでダイバーズウォッチは夏というイメージで生きてきたが、その考えは改めた方がよさそうである。

SRP775とは

このSRP775というモデル。先にも書いたが海外向けモデルなので国内では正規販売されていないはず。

セイコーのプロスペックスシリーズから2017年にリリースされたいわゆるサードダイバーズの復刻モデルで、巷ではよく知られている通称タートル。

サイズは横幅は45㎜というデカさなのだが不思議とそんなに大きくは感じない。文字盤サイズ(32㎜)はそんなに大きくないからかな。

ムーブメントは4R36。僕の個体の日差は+5~10秒くらい。デイデイト(日付と曜日機能)。41時間パワーリザーブ。手巻き機能付き。ちなみに海外生産モデルもあるみたいだけど、僕のはメイドインジャパン。

まぁいろいろずらずら書いてみたけど、こういったスペック値みたいなのはいま参考サイトを見ながら書いただけで、僕がこれを購入したのは黒地に金の印字や秒針がかっこよかったから。それだけですね。普段、薬指にゴールドの結婚指輪をはめているので、マッチング的にゴールドカラーを使った腕時計が好きなの。

ちなみにこの775はすでに廃盤モデル。ブラックの777は売ってるみたいだけど、僕が買ったときは3万円台だったのに倍近い値段になってるのはいわゆる物価の高騰なのか人気があるのかはわかりません。

腕時計について

先日PTA仲間で居酒屋へ行ったときに珍しく腕時計の話題になった。驚いたのが、それぞれ自分が所持している腕時計に思い入れというか語れるほどのストーリーを持っている点だ。

僕は腕時計がそれなりに好きだ。それなりにというのはコレクターでも無いし、そもそも昨今の「腕時計は投資の対象」という考え方が好きじゃない。

そもそもいわゆる舶来の高級時計に憧れたことが一度も無い。お金がないという負け惜しみではなく、先にも書いたが、僕が興味のあるのは世界の覇権を取った70年代から80年代前半のセイコーの時計、もしくはその系譜を受け継いでいる現代モデルのみである。

きっかけは僕がそういう70~80年代に幼少期から青年期を過ごしたこともあるが、何より父親からもらった70年代のセイコーの自動巻き時計とクォーツ時計の存在が大きい。どちらも白い文字盤に3針というシンプルなモデルだが、あのとき初めて「腕時計とはなんて美しいものなんだ」と衝撃を受けた。

そういったストーリーを持ってる人たちと語り合うのは本当に楽しい時間だった。というより嬉しくなった。またそういう機会があればいいなと思う。

そうだ。今度このブログでも少しずつ手持ちの腕時計について書いていこう。何一つ高級時計は無いけどね。

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