SAKATA SUBURBIA

MC W..Rokkor 28mm F2.5

【前回までのあらすじ】

最近気が触れたかのように「俺の前世はアメリカ人に違いないブツブツ」という仮説が頭の中から拭い去れないオガー氏。

その遠い記憶の中にある原風景を求めて、この島国の東北地方日本海側にある山形県酒田市という場所で古いアメリカっぽい光景を探すべく、今日もカメラを片手にうろつき歩くのであった。

詳しくは前回の記事をご覧ください。

MC W..Rokkor 28mm F2.5

今日のレンズはミノルタMC W.Rokkor 28mm F2.5です。このレンズはモデルチェンジを数回行ってるらしいですが、僕のは7群9枚構成フィルター径55㎜だから2型とかかな。恐らく60年代製造。

そんな古いくせに解像力がちょっと凄くて線が細いレンズ。大変好きですね。これもメルカリ数千円だけど隠れた銘レンズだと思うな。

弱点はでかくて重いこと。28㎜という画角はコンパクトカメラのGRもそうだし、多くのスマートフォンもそう。

今回持ち出したわけは、ちょっと郊外で広角レンズを使ってみたかったからです。

郊外に答えがある

結局のところ僕の探している古い時代のアメリカ感は郊外にあるのだと結論付けました。しかも無人であればあるほど良い。というわけでさっそくトライ。

 

最近のRAW現像はCapture One Express (for Sony)というソフトを使っています。それに搭載されてるプリセットを当てて楽しんでいるという感じですかね。

 

というのも僕はあまりRAW現像とか加工とか突き詰めてやりたくないんですよね。もちろん僕みたいに一度の撮影が大量に撮るタイプは一枚ずつシコシコやっていくのが面倒くさいってのもあるんですが、あまり詰めて行うと露出やら色味が自然と揃いすぎるのが嫌なんですよ。僕がやりたいのはスナップ写真なんで、カメラやレンズ、撮影したときの状況で発生する偶発性を楽しみたいってのがありますね、はい。

 

おおっと、郊外感ありますねぇ。

 

こういうの面白いの?って言われれば面白いんですよ。観光地とか定番ポイントで撮るのが面白い人もいれば、僕みたいにこういうのが面白い人もいるんです。

 

アメリカではないな。

 

もうアメリカ感とかどうでも良くなってきたな。

 

ピントが合ってねぇ。だけどそれもいいんです。マニュアルフォーカスは楽しいですよ。

 

息子はここのエリアが好きらしい。

 

さて、そろそろ帰るかな。

郊外写真

じつはこのどこか懐かしいアメリカ郊外感の写真は有名な写真家のスティーブン・ショアという人がとっくの昔にやってたんですね。そして日本でもこれまた有名写真家のホンマタカシさんという方が「TOKYO SUBURBIA」という写真集で東京郊外をテーマでやっている。

ま、勉強不足な僕のことですから普通に知らなかったんですよ。昨日の夜にネットで情報を漁ってて初めて知ったの。

だからといって「パクリみたいだからやめよ」ってことにはなりませんワタシ。なんだか郊外スナップにいまとても惹かれてるんでしばらく続けると思います。

なんで惹かれるのかといえば、やはりどこか懐かしいからなんでしょう。僕は写真を撮るうえでテーマやコンセプトは持たないようにしていますが、それでも何かあるとするならば「いつか見たような光景」だったり「どこか懐かしい」というものに自然に惹かれてる気がします。

というわけでですね、僕の前世はアメリカ人説はひとまず置いといて、これからも自分のアンテナだけを頼りにパシャっとやっていきたいと思っております。

ではまた。