日常には切り取っておきたい光景がたくさんある

EF100-300mm F5.6L

毎日同じような靴を履いてれば飽きる。それと同じように毎日同じようなレンズでスナップしてると飽きるのであーる。

…と自分に言い聞かせ古いCanonの望遠レンズを中古で買った。なぜ望遠レンズかというと、僕は望遠レンズを持っていないからだ。正確には妻のEF70-200mm F4L IS USMをいつでも使えるのだが、たまに同時出動なときがあることと、何より望遠側200mmでは足りない時がある。ホントは400mmくらいあれば最高だが、望遠レンズは400㎜までいくと一気に高価になる。

ということで300㎜までで適当に探してみつけたのがEF100-300mm F5.6Lというわけなのです。

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Canon EF100-300mm F5.6Lとは?

詳しくはこちらを見て頂ければわかるとして、何でこのレンズにしたのかといえば安かったから。だって1万円台前半ですよ。

もちろんただ安いってだけで飛びついたのではありません。なんつったって1987年リリースのレンズですからね。現代の物と比べて性能的に上回ってる部分なんてあるわけがありません。

実際オートフォーカスは遅いし、モーターもジージーうるさい。開放F値は5.6と暗い。

じゃあ何でそんなもん買ったのかといえばですね。写りがいいんですよコレ。艶やかと表現すればいいのでしょうか、とにかくネットでこのレンズを使って撮影した作例写真を山ほど見て、最高に気に入ったんですよ。

EF135mm F2.0もそうなんですが、どうも僕は80年代後半~90年代のCanonのレンズ描写が好きみたいね。

ということで今回はいつものSONY α7IIではなく、元祖相棒であるCanonのEOS 6Dにくっつけてテストしてきました。

 

作例

最近思うのは、僕が住んでるようなだだっぴろい田舎だと、35mmあたりのレンズより望遠レンズで切り取る方がいい感じのスナップ写真になるような気がしてるんだよね。もちろん街歩きするときは別としてだけど。

 

 

これはよい、僕しかそう思わなかったとしてもこのレンズはよい。

 

 

もちろんAFが遅いから動きものには強いとはいえないよ。でも、僕は野鳥撮影とか趣味じゃないし、ランダムに激しく動くスポーツ撮影とかも機会がないんだよね。とはいっても全く動きものがダメとも思えないですね。昔はオートフォーカスどころかマニュアルフォーカス、しかもフィルムでいろいろ撮ってたわけでしょ。ということは昔の人に出来て僕が出来ないわけがない。

 

 

これはよい。誰が何といおうと良いレンズ。

 

 

広いところを狭く切り取る。世の中には切り取りたいものがたくさんあって困る。

 

 

いつもの景色が違って見えるね。

 

 

解像感よりコントラストに振った描写ですね。

 

 

 

EOS 6Dは高感度に強いカメラです。ISO6400でも僕は全然許容範囲。ちなみにSONY α7IIの場合、ISO3200でも「うーん・・・」と思うときがある。でも、α7IIにはボディ内手振れ補正があるからシャッタースピードを落とせる。ですので状況によってうまく使い分けてこの暗いレンズと付き合っていくつもり。

 

 

夏の山居倉庫はいいよね。

 

 

「お、全部信号が青だぜ」と構えたら全部黄色になったのでそのままパシャっとね。

 

 

うちの窓辺に飾ってあるもの。ミントの葉っぱらしい。

 

 

夏らしく行こう。

 

 

隣りの遊佐町へ配達へ来た帰りに牛渡川まで足をのばしてみました。

 

 

相変わらず神秘的な丸池様。写真にカラー補正とか加えていないので撮ったまんまです。でも、これはレンズうんぬんじゃなく被写体がすごい(笑)

ということで

どうです?古いレンズとはいえ侮れない感じでしょう?時代はミラーレスだーRFレンズだーとか言ってるというのに相変わらず貧乏くさい写真ライフですみません。

でも、さっきも書いたけど、僕はどうもこの時代のCanonの描写が好きみたい。息子の友達とか、剣道の仲間ファミリーとか人物写真も結構撮ってみたんだけど本当にそう思うんだよね。もちろんここには掲載できないんですけど。

というわけでですね。当ブログにはこれからもときどき望遠スナップが出てくると思いますがよろしくお願いいたします。

ではまた。

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