刈屋梨(酒田)について調べてみた。

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こちら山形県酒田市。すっかり秋めいた空の下、この記事を書いております。

昨日Facebookの方にはチラッと投稿しましたが、僕は果物の中で刈屋梨が一番好きです。いや、浜中のアンデスメロンも捨てがたいな。とにかく1,2位を争うほどのポジションです。

毎年僕の場合、仕事上お付き合いのある刈屋梨農家の若手ホープD君から直接買ってるんですけれども、今年の幸水もさすがの出来栄え。みずみずしさと甘さで頭が変になりそうです。

これまで何も考えずムシャムシャと食べていた刈屋梨ですが、せっかくですのでブログ運営者っぽくいろいろ調べてみることにしました。

今回はそんなお話です。

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刈屋梨とは?

山形県酒田市の刈屋地区の梨。

品種はといえば幸水、豊水、新水など、全国各地によく栽培されているもので、特別珍しいものではないようです。

なのに刈屋梨にはブランド力がありますよね。確かに明らかに美味しいんです。

これはいったい何なのか?調べてみるとやはり秘密がありました。

鳥海山がもたらした肥沃な土地

刈屋地区は日向川と荒瀬川の合流地点にありますが、この2本の川、その昔はよく氾濫していました。

その度に鳥海山からブナの養分を含む水がたっぷりと運ばれてくることとなり、現在のような豊かな土壌が出来上がったとのこと。

出た。出たよ。

薄々気づいてはいましたが、やはりここにも鳥海山のバカでかい恩恵がありました。

恐るべし鳥海山。やはり我々は彼に生かされているのだろうか。

そんなラスボスのような存在でもある鳥海山を僕が制覇したときの記事は以下。

鳥海山の頂上まで本当に行って来た話—前編—(2017・8・28投稿)

鳥海山の頂上まで本当に行って来た話—後編—(2017・8・31投稿)

もちろん豊かな土壌だけではなく

豊かな土壌さえあれば美味しい作物が獲れるなんて甘い話はございません。そこは農家の方々のたゆまぬ努力ありきなのです。

この機械によるオートメーション化が進む世の中で、梨を生産する過程において重要な花粉交配を綿棒を使い手作業で行ってるということです。

なかなか手間のかかる作業ですね。けれどもこうした細かい部分への配慮が、あの美味しい梨を生産するための不可欠な要素だ、ということなのでしょう。

何だってそうですね。素晴らしいと評価を受ける作品は、絶対にこういう見えない部分に秘密が隠されています。

魂は細部に宿るとでもいいましょうか。逆にいえば手抜きは絶対にバレるんですよ。僕も肝に命じます。

梨の効能

参考までに、梨の効能を紹介しておきます。

特筆すべきは解熱作用みたいですね。それと肝臓を保護し、食物の消化を助けてくれるとのこと。

詳しくは以下のサイトをご覧ください。

-参考ページ-

健康栄養効果効能「梨」

最後に

確かに「刈屋梨を食べると他のは食べれなくなる」とおっしゃる方がいます。

僕も普通に「果物は梨が好きだねー」なんて言ってましたが、よくよく考えると、それは梨ではなく刈屋梨のことだったのかもしれませんね。

今年の幸水、通販では売り切れのところも多いようですが、実際酒田に訪れればまだまだ産直所で購入できるようです。

もし酒田に観光で訪れた際には、刈屋梨を購入してみてはいかが?

詳細等、いつでもお気軽にお問い合わせフォームよりどうぞ。僕で知ってることであればお教えいたしますよ。

では。

※今回の記事は、以下のページを参考に書かせていただきました。

—鳥海山がもたらした肥沃な土地、刈屋。「梨以外はつくらない。」という思いが、他の産地に負けない梨を産み出すのです。—

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