【406日目】早朝交差点観察日記

早朝交差点観察日記

2月4日から6日にかけて酒田は雪がドサっと降ってしまった。特に4日から5日にかけての降雪量は20センチを超えたのではなかろうか。

前々から天気予報をチェックしていたので、それまで積んでいた歩道の雪山を崩しては排水溝に流してスペースを確保していたのだが、さすがに20センチ超えとは思っていなかったため、そのスペースもあっという間に大きなマウンテンとなった。

それにしても今年は雪が多い。昨年のようなひと晩で30センチレベルのドサっと降るKOパンチはないものの、僕がうんざりする目安である15センチ以上級が数度訪れているし、しかもずっと寒いので一度も消雪せずジワジワとボディブローのように効かせてくるシーズンである。

とはいっても雪にうんざりしてるのは僕ら大人たちだけで、相変わらず登下校の子どもたちは楽しげな様子である。低学年の子たちがわざと転んで雪だらけになる姿は、僕らが子どもの頃そうだった光景となんら変わらない。

ある登校班長の女の子が道路沿いの雪壁を見て呟いた。

「この山すごいね。オガーパパが作ったの?」

作ったというか、どんどん積み上げていったらこうなったのだが、子どもの背丈から見たらとんでもない雪山に見えるかもしれない。

ぜひこの光景を目に焼き付けて、将来「私たちが子どもの頃はもっと雪が多かったんだから」という思い出と謎の自慢を次の世代に語って欲しいものである。

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