12月8日は日本軍が真珠湾を奇襲した日、すなわち太平洋戦争が開戦した日であるが、ジョン・レノンがニューヨークで暗殺された日でもある。
果たして「暗殺」という表現が正しいのかはわからない。でも、きっと暗殺されたのだ。多くのロックファンはそう思っているに違いない。
目の前を登校する子ども達はもちろんジョン・レノンのことを知らないだろう。そしてロックンロールという音楽がかつて国家を揺るがすほど大きな影響力を持っていたことも知る由もない。
うちの息子はジョン・レノンを知らないしビートルズも知らない。
でも、何故かマイケル・ジャクソンは知っている。クイーンも知っている。どちらの音楽も僕は奨めたことはない。
つまり何らかの手段で勝手に知ったのだ。他の子達だって似たようなものなんだろう。つまりこれが2020年現在の小学生の西洋の古い時代のポピュラー音楽知識のスタンダードである。
今日はちょっとだけ眠い。最近、また読書にハマっている。amazonのkindleを購入して以来、本が読みやすくてたまらないので、ついのめりこんでしまう。
最近は「朝が来る / 辻村深月」と「我が心の底の光 / 貫井徳朗」という小説を読んだ。どちらも読みやすい内容で、どちらも何か心にどっしりと残るものがあった。
結局、人は環境の子なのだ。我々はヒトという生物で生まれてくるが、ただ、物を食ってさえいれば、勝手に人間として形成されていくわけではないのだ。