僕はPTA広報の編集長を務めさせて頂いてますが、じつは写真のキャプション(説明文)ってのが苦手でしてね。ところが今月発行する三学期号表紙のキャプションはすんなり決まりました。
『春よ、こい』
どういう表紙なのかは具体的にここで申し上げませんが、実際それを撮った日はとても寒い…というか暴風雪警報が出てた日だったものでしてね。そのとき一瞬だけ明るい日差しが差し込んできたんですよ。それをパシャっとね。
だからその写真を見た瞬間、すぐに『春よ、こい』というフレーズが浮かびました。いや、浮かびましたというより、北京冬季オリンピックでの羽生結弦選手のエキシビジョンの松任谷由実さんの曲が頭にこびりついてたんでしょう。
そして気がつけばもう春は来ていました。今年の1~2月は本業も忙しかったし、何より雪も寒い日も多かったので目まいがしそうな日々でしたが何とか切り抜けました。雪国のみなさん、お疲れさま。
小春日和とCarl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
僕は毎朝5時に起きるのですが、最近では6時前には明るくなってきてます。ですので燃やすごみ袋を捨て場に持っていったついでにドライブに出掛けました。
カメラはいつものα7ⅡにCarl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8の組み合わせ。迷ったらコレ。
もちろん僕は真冬のどんよりした日でも写真は撮るのですが、今年はある日「もう、春が来るまで写真を撮るのはやめよう」と思っちゃったんですよね。それくらい今年の冬は精神的にまいりました。
このレンズはほんとドラマチックな写りをするんですよね。今年はこのレンズを主力に息子たちの卒業記念ムービー制作をやります。
ついに3週間ほど前とは別世界のような温かい日差し。
遊び場もすっかり雪が無くなってます。でも、いま子ども達はいろいろまた自粛を求められちゃってるんだよね。学校から帰ってきたうちの息子にも「天気いいんだから遊びに行けよ」と言ったら、「春休み始まるまではおとなしくしてるよ」とか返ってくるし。
いったいどこの誰がどんな権限で子ども達の自由を削ってるのかは知りませんが、僕はここで断言しておきます。確実にこのツケは将来返ってきますよ。彼らが大人になったとき、老人たちになった我々は国策で姥捨て山とか孤島とかに流されるんじゃないでしょうかね。
そもそも国だか県だかの偉い人たちが言う「子ども達の命を守るために!」という謳い文句が僕は嫌いでね。いや、それはまず保護者である俺の仕事だよってなもんですよ。おまえウルトラマンかよってなもんですよ。
ま、そんなことはどうでもいいやね。春だし。
カラスくんもそう思うだろ?というか人間ってバカだなって思ってるだろ?
どれ帰ろ。
ということで
文中にも書いたけど、本当に今年の冬は精神的にキツかったですね。あまりにもキツかったんで、シーズン終わりにとうとう中古の除雪機を買ってしまいました。そしたら早く使いたくて次の冬を少し楽しみにしてるワタクシ。
ま、その前に新しい季節をひとつひとつ楽しんでいきましょう。あ、そうそう今年も桜の開花は少し早いそうだね。
ではまた。