雪の山居倉庫はおしんの世界

Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8

天気予報によると、こちら山形県酒田市は本日25日より寒波が来襲するとのことで、今日一日おとなしくしてることにしました。

とはいうものの、午前中は晴れ間も覗いてたし昼過ぎになってちらちら雪が舞ってる程度であまりたいしたことがない。そうなるとウズウズしてくるのが写真撮りの性。

そもそも「俺は天候に関係なく写真を撮る。天気が悪い日は悪いなりに撮ればいいさ」なんて普段からうそぶいてるワタシ。雪が降る町に住んでおいて寒いから雪景色は撮れませんなんて言ってる場合じゃないのであーる

というわけでカメラを持って近所にある山居倉庫に出向きました。観光ポイントなので今更近所に住むワタクシが出向く必要も無いほど撮られつくしていますが、そこは「山居倉庫の真髄は雪だろ。おしんだろ」と自分に言い聞かせるわけですよ。

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おしんとは?

ここで「おしん」について若い方はご存じないかと思われますので軽く説明しておきましょう。

「おしん」は1983年3月~1984年4月まで放送されたNHK連続テレビ小説です。いわゆるテレビドラマ。ところがただのドラマではありません。wiki調べによると平均視聴率が52.6%となっております。

52.6%ですよ、奥さん。そんなドラマ、これから先は絶対に出てきません。昭和の人はどんだけテレビが好きだったんだ?って話ですよ。

もちろん僕も記憶があります。まだ小学生でしたので何がそんなに面白いのかまではわかりませんでしたが、とりあえず夕方放映されてた再放送を見てました。だってクラスで「昨日のおしんみた?」って話になりますからね。話題についていきたいじゃないか。

テーマは「戦中と戦後の混乱期を逞しく生きた女一代記」ですから、ますます小学生にわかるわけはないんですが、それでもみるんです。クラスの話題についていくために。

で、今回の山居倉庫と何が関係あるのかと問われればですね、ロケ地なんですよここが。しかも一番人気があった幼少期パートを撮影したんじゃなかったかな?違ったっけ?

…まぁ薄々気づいてきた方もいらっしゃるかもしれませんが、じつはワタクシ、あまりおしんのことを知りません。ドラマも当時とびとびで見たくらいの知識なのです。

それでも、だ。

おしんといえば冬!そして雪の山居倉庫!僕にとってはこのイメージなんです。

Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8とα7Ⅱ

ということでそんな古いイメージを撮るのであれば、古い道具を持って挑むのが礼儀だろということで、α7ⅡにCarl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8を取り付けました。

道具の詳細に関しては過去記事をご参照ください。

いざ、山居倉庫へ

寒い。それに誰もいない。いつもはあんなに観光バスとかいっぱい止まってるのに今日は誰もいない。

 

 

普段、この船を撮ってもしっくりこないんだけど、今日はなんか雰囲気よく収まったぞ。やはり雪効果かな。

 

 

山居橋。足跡が無いってことは本日誰も通っていないということですね。

 

 

このカメラもレンズも剥き出しの金属部が大きいから手が冷たい。

 

 

前回の記事で「おれはいかにも頑張って撮りました的な写真は好きじゃない」なんて書きましたが、今日の僕は十分頑張ってます。この頑張りが伝わってますでしょうか?

 

 

ああ、おしんだなぁ。

 

 

だんだん雪が強くなってきたぞ・・・。

 

 

足跡とか影とかが好きなのでパチっとな。

 

 

このあたりで「なにやってんだおれ」と気持ちが折れてきた記憶があります。

 

 

それでもこの定番ポイント(別名JR東日本の吉永小百合ポイント)は撮らねばならぬ。夏も秋もいいけど、なかなかどうして雪景色もいいよね。

寒いから帰る

「おしんのしんは辛抱のしん」とはよくいったもので、なかなか我慢を強いられる散歩写真となりました。

どうですか?観光客のみなさん?雪の山居倉庫こそ真髄といった理由がお分かりになられましたか?ぜひ、次回は冬に酒田ツアー組んでくださいね。

ということでですね、これを書いてるのはこの日の夜なんですけど、予報通り天気が荒れまくってきました。

明日はコンビニに行くぐらいで、あとは家でおとなしくしてます!何しろ週明けはまだ仕事が残ってますからね。ここで風邪など引いていられませぬ。

ということでみなさんも体調に気を付けてね。ではまた。

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