最後の運動会を永遠に

子育てやPTA

明日、息子にとって小学校最後の運動会となる。天気は快晴みたいだ。

1年生の時に参加した初めての小学校運動会。あのときの6年生の応援団長に憧れて「僕も6年生になったら応援団長になる」と言った彼は、応援団長を飛び越え組頭となって明日の運動会を迎えることとなった。運動会は何といっても6年生が主役だ。ぜひ全員で明日の運動会を存分に楽しんでもらいたい。

さて、僕のPTAでの運動会撮影も明日が最後となる。

僕は1年生の時から腕章をつけさせてもらって毎年ビデオを回し、ダイジェスト的なクリップを作り、それを後日保護者や家族が鑑賞出来るように何らかの形で公開させて頂いてきた。

ある年は雨天で延期が続き平日開催となった年もあった。またある年はコロナで保護者が参観を自粛せねばならない年もあった。

そのようにいろんなことがあったが、運動会の開催中だけは悲しいことが一つも無かった。毎年、全力で競技する子ども達の姿と、それを応援する歓声、そして笑顔に満ち溢れていた。

そんな僕の運動会も今年で終わる。

ところで先に書いたように、僕は毎年動画を担当してきたので写真を撮ったことが無い。明日も動画なのだが、ここにきて写真も少し撮りたくなった。そしてそう考えたら何だかネガで残したくなった。

もちろんデジタルデータだってずっと残すことは出来る。けれども何だかネガフィルムという手に取れる物質で永遠に保存したくなった。

動画撮影の合間で撮るんだから大きなカメラは不要だ。そうだ。コニカのC35を首からぶら下げて撮ろう。フィルムは去年PTA仲間のKさんにもらったやつだ。ISO100の36枚撮りを3本でいいかな。

ということで明日108回シャッターを切る。

それは誰かに見せることが前提の写真ではなく、そして公の記録としてでもなく、ただ僕自身が僕の視点で残したい純粋な私的写真だ。

やはり青空の下がいいな。

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つづき

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