3月はお別れの季節。僕もご多分に漏れずたくさんのお別れをした。
だがしかし、例年とはちょっと違う感じがする。いつもだとちょっとセンチメンタルジャーニーby伊代はまだ16だから…めいた気分なのだが、今年は自分もお別れする方だからか、いささかすっきりしたところもある。いつだってお別れはする方よりされる方が淋しいものだということなのだろう。
そういえば息子の学年の卒業記念動画を作った。制作期間は6年。収録時間は約3時間。ブルーレイディスクに収めると2枚組の大作である。
よくあるように卒業するからといって過去の撮影物を集めたのではない。入学時からきちんとプランを立てて撮影を行っていたのだ。
こんなド変態PTAはなかなかいないだろう。そんな自分、そして一緒にやってくれた仲間たちを心の底から誇りに思う。
ハルウララ
3月初旬。本当はこんなことやってる場合ではないのに、息子の面や自分の靴の補修を行っていた。
これからの僕の人生のシューズは革靴をメインとする。
息子、最後のランドセル姿。こんなピカピカのまま、もう使わなくなるなんてもったいねーなーとは思う。
この日の散歩がいまいち面白くなかったのは、完成すべきムービーを完成させていないからだ。
でも、ここからの眺めはいい。
今度は望遠レンズを持ってこようと思った。
別の日。望遠レンズを持ってきた。
毎年似たような写真になるからこういうのは別に撮らなくてもいいのだが、なんとなく撮っておきたい気分になる。
街へと続く道。
やけに写りがいいな、思う。
別の日。やけに写りが悪いなと思ったら60年代のレンズをくっつけていた。
でも、昔の写真っぽくていいじゃない。
梅の日の写真も、この日の写真も、カメラは同じ。違うのはレンズ。
別に面白いものが撮れたわけじゃないけど、春の日っぽいのが撮れたのでヨシ。
ということで
前々から言ってるけど、今月で「何かのために○○を撮影する」ということがほとんど無くなるわけで。さすがに中学まで行っても子どもたちの追っかけをやるわけにはいかないからね。そこまで変態ではない。というより、中学生にもなれば、もはや自分たちで撮れと思うし。
さて、僕の写真ライフはどうなっていくんでしょうね。子どもたちの成長を撮ることが日常的にあったからこそ、プライベートのスナップも両立出来てた気がしないわけでもないし。
ま、とりあえずゆっくり休もうかと思います。ここ最近はアウトプットばかりだったので、今、自分の中には何も残ってないんだ。
ではまた。