もう寒いのも暗いのもまっぴらだ

散文的日常記録

ワタシの真冬生活のちょっとした楽しみは以下の通り。

☆早朝の凛とした空気を吸い込む。

☆ひざ下丈のコートにマフラー&手袋をしてカッコをつけて歩く。

☆寝る前に30分ほど布団乾燥機で温めたベッドに入る瞬間。

☆青空の下、除雪機で雪を吹っ飛ばす。

だけどもう全部飽きました。

もう目覚めたときの真っ暗な空も、重たいウールのコートも、除雪機で飛ばした雪が逆風で自分が真っ白になるのも嫌になりました。布団乾燥機からのベッドは相変わらず最高だけれども。

そもそも、だ。

いちいちファンヒーターの灯油切れにイラっとするとか、その灯油のストックが無くなることを恐れながらガソリンスタンドにポリタンク抱えてもらいにいくとか、その行く途中にツルンツルンの路面をビビりながらクルマを走らせるとか、雪なんかほっときゃいつか消えるのに雪かきするとか、以前本当にほっといてみたら自分ちの前がザクザクになっちゃってクルマがスタックしたとか…これはね、改めて考えてみるととても恐ろしいことですよ。慣れちゃってマヒしてるけど雪国の生活は21世紀になろうが相変わらず大変なものです。

しかも電気代も灯油代もガソリン代もどんどん高くなってるってどういうことだよ。いい加減何とかしろよ日本政府。しかもコメまで不足して高くなるっていったい何がどうしてそうなるんだよ。昨秋、このあたりであれほど摂れたコメをどこにやったんだよ。

いや、もう本当に勘弁して。せめて早く暖かくなってください。

というのもね、やっぱ50歳を過ぎた頃からかなぁ。どんどん寒さに弱くなってる気が…いや、実際弱くなってるんですよ。若い頃あんなに嫌いだったセーターやハイネック系のインナーとかもはや手放せないし、今年からはしっかりズボン下まで履いてます。

…ああ、だめですね。現状に弱気なことばっか書いてたらますます人間がだめになる。こういうときは先のことを考えなければいけない。そうだ、明るく暖かな春のことを考えよう。

そうだ。暖かくなったら今はただの選択物干し場になってしまった自宅ベランダを少しきれいにしよう。そしてちょっとしたテーブルとイスでも準備して、暖かい春の風を感じながら音楽を聴いたり読書をしよう。夕暮れにビールでも飲みながら。よし、楽しみがひとつできた。人間楽しみがあればなんとかやっていけるものさ。

・・・ん?いま天気予報見たら、また2月20日前後に寒波が来そうな予報になってる。まだかよ。まだ続くのかよ。これで最後にしてくれー!

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