【ラニーニャ】リメンバー・ラストシーズン【また厳寒?】

散文的日常記録

ほんの一ヶ月前の運動会撮影では帰宅後に腕がつってしまうほど熱中症になりかけたというのに、ほんの一週間前は「暑い中、剣道大会なんて大変だねぇ。いってらっしゃい」なんて言って息子を送り出していたのに、何だかあっという間に寒くなっちゃって風邪を引きそうなこちら山形県酒田市です。

近年、夏から冬への間が短い季節感の流れが続いてましたが、今年も先月発表された長期天気予報で「今年の冬も昨年から続くラニーニャ現象の影響を受け、冬の訪れは早く、そして厳寒となり雪の量は多くなるでしょう」なんてニュースがテレビやネットを駆け巡ったもんだから、北海道のホームセンターでは除雪機が品薄らしい。いや、品薄というかもはや売ってないみたい。

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そもそもラニーニャ現象ってなんなの?

そもそもそのエルニーニョとかラニーニャとかいったいなんなの?という状態のワタシでした。そう、昨シーズンまでは。

それまで「カメムシが大量発生すると大雪」だとか「カマキリが高いところに卵を産むと大雪」といったような都市伝説を耳にしてはその都度聞き流していましたが、さすがに昨シーズンの厳寒を経験しまして「これはもはや地球が狂ってるんじゃないか」という思いが強くなり、いろいろ調べてみたところであります。

その結果、簡単に言うと太平洋の赤道域の日付変更線あたりから南米付近の海面水温が高くなることをエルニーニョ現象、反対に低くなるとラニーニャ現象と呼び、それらが要因となって極端な夏や冬になるんだよとのこと。

んで、ここのところ騒いでるラニーニャ状態になると、西太平洋熱帯域の海面水温が上昇に伴い、すなわち西太平洋熱帯域での積乱雲の活動が活発となり、 このため日本付近では、夏季は太平洋高気圧が北に張り出しやすくなり猛暑となる。

そして冬は西高東低の気圧配置が強まり、シベリア高気圧が平年より強く張り出すため日本列島に寒気が流れ込みやすくなって雪を降らせるメカニズムが強まり、結果、降雪量が増えるとのカラクリ。

で、2021年はこのラニーニャ現象が発生し、例のあの厳寒、そして猛暑と続いてきたわけですが、2022年秋になってもこの状態は変わらず、このまま2023年春まで続く可能性が高いよというのが気象庁による先月の発表でした。

喉元過ぎればなんとやら

とはいってもね、日本は四季というものがありますから、春が訪れ夏を過ぎてしまえば、あんなに大変だった昨シーズンの冬のことでさえ忘れちゃってますよね。人間なんてそんなもの。僕だってそうです。

ですが、僕はこう見えてもブロガーの端くれ。まずは2021年1月に酒田市民がドカ雪でひどい目にあった記事で大雪のうんざりさを確認。

それと、当ブログの過去記事それぞれ1月分を見返し、どのようなシーズンだったかも確認。気象庁発表のラニーニャやエルニーニョ認定と照らし合わせてみました。

2018年・・・ラニーニャ。毎週末になるとドカンドカン降った。暴風雪の日に自宅前を除雪してたらテレビ取材を受けた。

2019年・・・エルニーニョ。降ったけどあんまりたいしたことない。

2020年・・・現象認定なし。ほとんど降らなかったシーズン。

2021年・・・ラニーニャ。酒田で観測史上最高のドカ雪を始め、ドカンと降る日が多かった。

2022年・・・ラニーニャ。ひと晩でのドカ雪は無いが、寒くて暗くて降雪の日が多く、結果、とても雪が多いシーズンとなった。

で、先ほど書いた通り2023年シーズンもこのラニーニャが続く可能性が高いとのこと。

写真でリメンバー・ラストシーズン

では、今一度昨シーズンを写真で振り返ってみましょうかね。2021年12月19日、少年剣道大会の朝。全てはこの日から始まった。

 

 

同日夜。剣道部忘年会の帰り。「こりゃ明日の朝は雪かきだね」と店のご主人と話した記憶。

 

 

12月20日朝。写真の中の道路脇に積まれた雪はまだたいしたことない。一度目だからね。

 

 

12月24日、二学期最後の登校日。ほぉ、先日降った雪は一度消えたんだね。

 

 

12月27日。これは雪捨て場の帰り道の道路。つまり雪を捨てに行きたいと思うくらいは降ったということですね。

 

 

12月28日、たぶん自主練帰り。あ、もう結構積もってます。このへんから根雪だね。

 

 

12月31日。大みそかも荒れ模様。

 

 

年が明け、2022年1月1日。もうすでに歩道脇には雪の山。

 

 

1月3日。町もこんな感じ。

 

 

1月7日。三学期がスタート。

 

 

1月14日。自宅前もズボズボ。

 

 

同じく1月14日。駅前の風景。

 

 

1月19日。呑気に写真なんか撮ってるワタシ。

 

 

1月22日。貴重な晴れ間。

 

 

2月2日。町中の様子。

 

 

2月5日。息子も除雪に役立つようになってきました。

 

 

これも2月5日。とうとう雪捨て場へ続く道が渋滞発生するようになってきました。

 

 

マメにロータリーも出動してたシーズンでした。とにかく自宅前道路や交差点をこんなに拡張や排雪に来たのは嫌になるほど大雪だった2012年以来だと思います。

 

 

2月7日。もう積めません。

 

 

2月18日。またドカンと来ました。

 

 

2月21日、暴風雪警報が発令された朝。

 

 

同日。この写真はPTA広報の表紙になりました。キャプションは「春よ、こい」。

 

 

3月1日。ようやく春の兆し。

 

 

3月3日。友人の整備士さんからちょうど話が来たので、もうシーズンは終わりだけど次年度以降に備えて中古の小型除雪機を購入しました。

ということで

今回の記事、何も読者の皆様をいやーな気持ちにさせたくて書いてるのではありません。とりあえず今年も過去2シーズンと同レベルと覚悟していろいろ備えておくのが良さそうですよと言いたいだけであります。

だってね、ただ寒いだけで雪が降らない地方ならともかく、我々雪国住まいにとっては昨シーズンレベルの冬になるともはや災害ですよ。

もちろん10月、そして11月になるとまた予報が変わってくるかもしれませんが、とりあえず除雪グッズは早めの確保、家屋のチェック、スタッドレスタイヤの劣化確認等とか、そのへんはやっといた方が良さそうです。

以上、昨シーズン(2021-2022)を振り返るの巻でございました。おしまい。

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