一瞬だけ夏の匂いがした日

散文的日常記録

今日は連休狭間の5月1日。余りにも爽やかな天気だったので、一昨日、目覚めさせた原付バイクに乗って30分ほど近所をぶらついた。

スピードを出すと少し肌寒いこともあり、法定速度の前後あたりを意識しながら走らせる原付バイクはとても快適だった。普段、クルマなら行かない道を意識して走らせ、途中、おや?と思ったポイントはすぐ停車し、ポケットの中のDSC-RX100を取り出して写真を撮った。

最近、また写真を撮るのが面白くなってきた。昨日書いたが、もう僕は好きなものや好きな人、応援したい人しか撮りたくない。もともとそのはずだったし、実際過去6年間、学校で記録撮影をするのは本当に楽しかった。考えてみれば当たり前の話だが、あれは記録するのが楽しかったのではなく、息子が通う学校で、息子に縁のある人々のためにだったから楽しかったのだ。

もう、やりがいのある撮影という意味で、あの6年間を超える時間がもう僕に訪れることは無いだろう。…恐らく無いんじゃないかな。

だから僕は自分に戻る。自分のためにだけ撮る。そもそも何かと勘違いされてるが、僕は写真を撮るという行為自体そのものが好きな人間では無いのだ。

そんなことを考えながら原付バイクをトロトロと走らせた。一瞬、夏の匂いがした。そうだ。やっぱり衣替えをするべきだ。この連休中に必ずクローゼットの中を入れ替えよう。好きな服を来て、好きな靴を履いて、好きなように夏を過ごす準備を今から始めないといけない。

流行り廃りも関係ない。流行りなんて追い掛けたことがない。追い掛けなくてもそこに立ってりゃ勝手にまた戻ってくるじゃないか。

好きなように写真を撮ろう。そしてブログを書きまくろう。

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