社会人にとっては、ひょっとすると12月より3月の方が区切りを感じることが多いかもしれない。
僕もそう。特に今年度は身の回りで退職や転職、転勤などの話が多かったのでなおさら。
それにしてもあっという間に3月が終わろうとしていますね。
冬の終わり
色々ありすぎて散歩写真なんぞ撮ってなかっただろうと思ったが、データを確認したところ過去最高に多かった。223枚残してた。
それは寒くて長い冬が続いた反動だろうか、それとも僕にとってだんだん写真を撮ることが遊びじゃなくなってきたのだろうか。もしそうだとしたら、タイトルの「カメラと遊んだ」という部分を変えなければばいけないな。
自分で言うのも何だが、ここ最近の僕は本当に狂っていると思う。とにかく写真が撮りたくて仕方が無いのだ。
だが、そんな自分が悪くないと感じる。ロックにとりつかれた若い頃に、気が狂ったようにいろんなものを聴き漁ったり、指に血を滲ませながら明け方までギターを弾いていたあの頃の感覚が蘇る。
とりあえず撮りたきゃ撮ってりゃいいのだ。弾きたきゃ弾けばいいし、鳴らしたければ鳴らしとけばいい。その後のことはその後にいろいろ見えてくるもんだ。
降っても晴れても
インスタグラムで「週末ごとに天気悪くて写真を撮りにいけないよー」というコメントを見かけた。
どうやら僕はそういうタイプではないらしい。降ってればカタチや線をみれるし、晴れてりゃ色や陰をみれるからどっちも楽しい。
風景や絶景写真を撮るのが好きな人、季節モノを撮るのが好きな人をディスりたいわけではないよ。何べんも言うけど、僕にとって写真は見るのも好きなので、そういう人達が撮ったのをSNSで見て満足しちゃう部分が大きいってだけで。
僕の場合、たぶん自分が何を見てるのかが見たい、というんでしょうかね。おっと、ほらまたわけわかんないこと言い出してきましたね。最近多いのよ僕。やばいね。
X100Fのこと
そういえば「フジフィルムのX100Fが欲しい」という記事書きましたよね。あれ、やっぱやめたわ。
あれからよくよくX100Fの作例をネットで見たんですよ。そりゃもうたくさん見ました。そしたら「フジフィルムの写真は僕に合わないんじゃないか」という結論に至りましてね。
簡単に言うと「爽やか」なのよね。それはそれで素晴らしいんだけど、僕はそもそも爽やかなものをあまり撮らないじゃないですか。どちらかというと退廃的なものが多いし。
そう考えたらいらないかな、と。もちろんカメラのルックスはカッコ良すぎるから欲しいんだけど、おれのルックスが良くないと思うんですよ。
あのカメラ、同じおっさんでも福山雅治とかキムタクとかが道端でササっと構えるからサマになるんであって、おれみたいなのは違う気がするのよね。
そう考えたら急にいらなくなっちゃった。それに元々欲しかった一眼レフ用のレンズ、あれをそろそろ手元に置かなきゃならんなと思って。まずはそっちなんだよね。どうしても手に入れて、息子や息子の友達、そして学校のみんなを撮りたい。
もちろん僕の友達もね。女性とか撮ったら最高なんだろうけど、僕、そんな気軽に「写真撮らせてくれ」なんて言える女性の友人いないですからねぇ。あ、そうか。妻がいた(笑)
というわけで
以前も書いたけど、2年近くアホみたいにたくさんプライベートで写真撮ってきて、ここにきてようやく次のフェーズに入った感があるワタクシ。
はっきり言って「今どき写真をきれいに上手に撮れる」なんてやってりゃ普通のことなんだな、と。
なんかそこじゃないんだな、と。いや違うな。そこはまだ仮免だったんだな、と。路上にすら出ていない。
「写真はお上手に撮らなきゃいけない。もっともっとキレイに撮らなきゃいけない」なんて、そもそも誰が決めたんだって話ですよね。なぜ、それに従わなきゃならんのだって。
写真は深いね。面白くてたまらん。
ではまたっ!!