いまだかつてない記念写真を撮ろう

写真や動画のこと

ワタクシはブログにとどまらず、FacebookTwitterYouTubeinstagramなどそれぞれにアカウントを開設していて、まるでSNS中毒かのような人間である。

その中でもinstagramにはばんばん投げるように写真を投稿しているが、先日GR_meet_JapanさんというRICHOのGRというカメラのファンサイトからフィーチャーして頂いた。これで2回目である。

観たまえ。このアート作品を。

この雪原の中、果てしなき地平線に向かう人物は今何を思ふのであろうか。先に見えるはこの世の果てか。それとも黄泉の国であろうか。それは誰も知る由はないのであーる。

いやね、僕だってね、わりといわゆるインスタ映えする写真とか結構投稿してるんですよ。綺麗な景色とかね。

でも、いつも人様にピックアップして頂けるのは、煙突から水蒸気をあげる火力発電所を1950年代のマンチェスターっぽく撮ったやつだったり、ピンクの夕焼け空に突如現れた不気味な怪獣みたいな雲だったり、今回みたいなこの世とあの世の狭間みたいな写真だったりするわけですよ。

こうなったら僕はこの路線でいきますよ。ええ、いきますとも。

そう。綺麗や美しい、豪華がアートだなんて時代は、そんなもの1917年のニューヨークでマルセル・デュシャンが便器を展示した時点でとっくに終わっているのだ。現代アートとは人様にドキっとさせたもん勝ちなのだよ。

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そこで考えた

ゴールデンウィークにinstagramのタイムラインを眺めてたら、写真館とかフリーカメラマンの宣伝をいろいろ目にしました。そこで思ったことがあるんですよ。

入学記念写真プランはあるけど、退学記念写真プランは無い。

入社記念はあるけど解雇記念は無い。

開業祝いはあるけど、廃業祝いは無い。

成人祝いはあるけど、中年祝いは無い。

七五三記念はあるけど、厄年記念は無い。

つーかあってたまるかそんなもんってやつですね。みなさん、商売でやってるわけですからそんなもん提案できるわけがない。

でもね、逆に考えるとですよ、商売でやってない僕だったら、上のような素敵なご提案を出来るんじゃないかと思うんですよ。

ものすっごく退廃的な写真を撮る自信があるんですよねワタシ。

遺影はやりません

かといって遺影は承りません。

遺影はですね。個人的なモットーですけど、元気なうちから自分の葬式のことなんか考えないほうがいいっす。

それにね、どうしてもっていうならね、そんなよく知らない人に撮ってもらうことなんかよりもね、自分をよーく知ってる家族とかに撮ってもらった、全然構えていない写真の方が絶対いいす。

多少ピンボケだろうがね、画質が荒かろうがね、そんな葬儀に参列してくれるみなさんがよーく知ってるアナタの姿のほうがね、絶対嬉しいと思いますよ。

もちろん僕がこれまでどこかのタイミングで撮った写真を遺影に使いましたっていうのは全然構わないんですけれども、遺影を撮ってちょうだいっていうお願いはお断りしますね。なんならカメラ貸してあげるから、家族に撮ってもらった方がいいすよって言います。

では、いってみよう

会社をクビになったらここで撮りませんか?スーツ姿でそこのベンチに座って軽くこうべを垂れてもらうと完璧だと思うんですよね。「バスは来るけど行くあてがない」みたいなイメージを醸し出しましょう。

 

 

 

せっかく勇気を出して告白したのにフラれちゃったそこのキミ。そんなときこそここで一枚。ちょっと卑屈な笑みのひとつも浮かべてもらえれば最高です。

 

 

 

もう何もかも嫌になっちゃったあなた。写真でも撮って記念にしちゃいましょう。きっと笑える日が来るさ。

 

 

勤めていた会社が倒産しちゃったよ、という方はここなんぞどうでしょう。

 

 

ああ、よくわかんないけど、ここはきっといい写真が撮れると思いますよ。ハッピーじゃないときにおすすめ。

 

 

辞表叩きつけてきて前向きなスピリッツな気分の方はこちら。きっと未来はあかるいですよ。

 

 

 

個人的にここは80年代のスケ番みたいなお姉さんに突っ立ってもらいたい。絶対にいい写真が撮れます。

 

 

ここもぜひヤンキーの方におすすめですね。北関東っぽい写真が撮れるはずです。

 

 

 

都会の駅付近にはよくこういった逆三角形の分かれ道って見かけるんですけど、このへんはまずみかけないですね。お互い二手に分かれていく後ろ姿とかのカットなんかいいですね。

 

 

現在、若干不安定な方におすすめ。

 

 

向かって左側の壁にもたれながら撮りませんか?最高のアートになりますよ。

 

 

36歳の誕生日にここでどうすか?

 

 

飽きてきたんでもういいすか?

というわけで

えーと、もちろん賢明な読者さんならお分かり頂けてると思いますが、いわゆる冗談ですからね。真に受けて苦情とかいってこなくていいですからね。

でもまぁまじめな話、僕はドリーミーな写真とかは無理なのでね。そういう依頼は全て、いや妻が担当することになってるのがオガー写真館です。

むしろそういうのと真逆なのは僕に頼んでね。ポージングとかもよくわかんないんで立っててもらえばいいやつね。おっさんとかは俺上手く撮れますよ。

というわけでお気軽にお問い合わせください。ワタシの好物はバウムクーヘンです。

ではまた。

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