【446日目】早朝交差点観察日記

早朝交差点観察日記

昨日は読み聞かせボランティアの日だった。

僕は最近高学年のクラスに割り当てられることが多いので、内容も結構難しいことを話すことが多い。そう。読み聞かせなんだから本を読み聞かせなきゃいけないんだが、僕の場合は本を読む時間3割でお話が7割という感じなのだ。

今回は5年生のクラス。とある写真家のエッセイを取り上げ、「今日と明日は違うから僕らは写真を撮る必要がある」という一文を紹介した。

つまり時間は誰にでも平等に流れていて、それに抗うことは出来ないといういわば当たり前のことなのだが、だからこそ一生に一度しか訪れない5年生という今を精一杯生きて欲しいと話した。

じゃあ精一杯生きるコツってなんだ?と問われれば、これは夢や目標を持つことが一番簡単である。大きなことでも小さなことでもいい。例え叶えられなかったとしてもあまり問題ではない。

要はそれらを持つことで自分の前に『道』が出来る。道を歩めば少々のことでブレることも迷うことない。他人を羨むことも妬むことも無い。これほど豊かなことがあろうかというもんだ。

…なんて子ども達に話してみたものの、考えてみれば僕はそんな偉そうなことを言える立場でも無かったなと思い、最後はお茶を濁すように締めた。

でも、実際そうだと思うんだよな。道か。いい話だな(自画自賛)。

タイトルとURLをコピーしました