先日、取引先の太平洋側地域に住む営業マンKさんとの会話で…
オガー「そっちはいいよなぁ。冬の間はほとんど快晴なんでしょ?うらやましいよなぁ」という会話になりましてね。
Kさん「それ、よく言われますけどね。じつはそんなこともないんですよ。特に僕は晴れの日なんて好きじゃないし」
オガー「なんで?天気は晴れてる方がいいに決まってるじゃない?」
Kさん「晴れてる日なんて余計なこと考えるじゃないですか。こんなに晴れてるのに仕事かとかこんなに晴れてる休日なんだから出掛けないのはもったいないとか」
オガー「まぁね」
Kさん「だから曇りがベースの日々の方がいいと思いますよ。あ、今日は晴れたとか雪が降るらしいから備えようとか気持ちに変化が出ますよ」
…という持論を展開しながら僕が煎れたインスタントコーヒーをすすってたKさん。
まぁ一理あるといえばある。こっちは冬のと春の天気がきっちり違いますからね。そういう意味では春の訪れを感じる気持ちを味わえるのかもね。
とはいうものの冬はまだ始まったばかり。まんず今月撮った東北日本海沿岸部のどんよりしたスナップでもお楽しみください。
12月に入った途端
12月1日。先月まではポカポカ陽気だったのに、12月に入った途端に雪が降りました。
ワールドカップが開催されてた日々は面白かったね。
昨年はなかなか田んぼから雪が消えない日々が長くて彼らも困ってましたが、今シーズンは今のところ食べ放題。
似たようなどんよりエヴリディが続きます。
たまに虹が出た日もあったりして。
で、また雪、と。
でもね、最近思う…というかちょっと悟り入っちゃった。これこそが山形県酒田市のリアルなんだと。きらびやかなイルミネーションで飾り付けられてたり、しんしんと雪が降り積もる光景なんてのはスペシャルなものであって、けして毎日我々が目にしている酒田では無いのだ、と。
これですよ。ビュービューと風が吹き、洒落た電飾もなく、湿った雪が横殴りに降り、写真を撮ればモノトーンで埋め尽くされたような画が出てくる。これが酒田のリアルです。これでいいんです。
しっくり来るじゃないですか。
僕はこれからも酒田のリアルを撮ることを目的としますよ。
ということで
…なんつってね。リアルを撮る!なんてうそぶいてみましたが、たまにはキラキラしたのも撮ってインスタでいいね!いっぱいもらおうと目論みますけどね。
でも、そういうのもちょっと飽きた…というか、何年も同じようなことやってると思うのは、結局後で見返して「おっ!?」って思うのはリアルな素っ気ない写真なんですよね。
だからやはり来年もそういう方向で…というかもうちょい突き詰める感じでいきたいなと思っています。
ではまた。