【596日目】早朝交差点観察日記

早朝交差点観察日記

毎朝、自宅近くの交差点に立つようになってから3年半が経過した。そのあいだ一度も僕の前で交通事故は起こっていないし、子どもたちに関するトラブルも無かった。

無いのが当たり前ではあるが、じつはその当たり前が一番難しいということを現代に生きる人々はみんな承知の上だろう。とりあえず僕のイチPTAとして始めた朝の見守り活動は今日で終えた。4月からはどういった立場で立つのだろうか?地域の交通安全部だろうか?

まぁそんなことはどうでもいい。僕はもともと仕事としてやっていない。朝の暇な時間をちょっとだけ利用していただけだ。これからもそういった気軽なスタンスでやり続けよう。

さて、明日は息子の卒業式だ。ということは今日が最後のランドセル姿ということになる。6年間、あっという間だったとは感じない。いろんなことがあったし、いろんなことをやった。親子共々、濃密な時間をゆっくりと過ごした。本当に感謝の気持ちでいっぱいだ。

息子は小学校を卒業するのが特に寂しくはないらしい。だけど「ひとつだけ寂しいことがある」とこぼした。それは自分をいつも慕ってくれている下級生の子たちと会えなくなることだという。

そうか。そういうことを思うことになったか。成長したな。明日の卒業式ではその子たちにかっこいい姿を存分にみせてやれ。

それが先輩の務めだ。

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