ただ、ただ、つらいだけ

散文的日常記録

今日は12月8日だ。毎日「今日は何月何日か」と考えることのない自分でも、ジョン・レノンの命日であり開戦記念日である12月8日となればハっと気づく。

自分の誕生日が過ぎ、息子の誕生日が過ぎ、気がつけばもうこんな時期だ。今年ももう3週間ほどしかない。年末のあいさつ回りをして、恐らく20日付近に一度雪が積もって、そしてクリスマスが来ればもう今年も終わりだ。毎年こんな感じである。

やり残ししたことなんてたくさんある。いや、たくさんあるのだろう。だがいちいち振り返ってはいられない。やり残したものがあるなら、また来年思い出したときにやればいい。

あ、いま来年の抱負が決まったぞ。「粛々とやる」にしよう。

そもそも「これからは~をしたい」とか「来年は~します」とか言ってホントにやった奴なんて見たことがない。俺も含めてたいていやらない。言うだけ。言うだけ番長。

だからもう言わない。やりたいこと、やらなきゃいけないことはつべこべ言わずもう粛々とやることにしよう。そうに決めた。

そういえばうちの中学の剣道の先生に「いやぁ、こんなに剣道やってるんすけど全然痩せないんですよねー」と言ったら「剣道やっても痩せないですよ。ただ、ただ、つらいだけ」と答えが返ってきたことがある。

「ただ、ただ、つらいだけ」

…なんて深い言葉だろうと思わないか?そんな救いのない競技に俺たちは、子どもたちも含めてひたすら打ち込んでいる。

やっぱ粛々とやるもんだ。生きていくってのはそういうもんだ。

 

 

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