桜と子ども達の集合写真

散文的日常記録

我が町酒田の桜も散り始めてきた。2022年の桜シーズンも終わりである。

今年もたくさんの桜写真を撮った。近所の子の入学記念や息子の剣道仲間の記念写真、そしてたくさんのクラス集合写真。

僕はクラス集合写真が大好きだ。この「桜と子ども達」という組み合わせは世界で一番素晴らしい写真なんじゃないかとさえ思う。

もし、桜が秋に咲く花だとしたら、僕はそのように思うことはないだろう。もし、桜がひと月も咲き続ける花だったとしてもそうだ。

長い冬を超え、ようやく目にする桜。新学期や新年度、いろんな感情を抱きつつ人は桜を見る。だけどその命は短く10日ほどで散る。

だからいいのだ、と思う。そんな新しい季節に咲く儚き花が、初々しさの残る子ども達の新たなシーズン開始を祝福するかのように彩りを与えてくれる。

やはり桜と子ども達の集合写真は最高だ。 来年、僕は小学校のPTAではなくなるから、もうそんな撮影をする機会は無くなるだろう。

でも、別に自分が撮影者でなくて構わない。これからも毎年のように桜と子ども達の写真を誰かが撮ってくれたらありがたいと思う。

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