以前に靴の記事を書いたときに写真を3枚撮った。せっかくなので残りの2足も記事にしておこうと思う。ということで今回は第２弾。チャーチのライダーというチャッカブーツである。
この靴は有名で、というのも「007/慰めの報酬」にてダニエル・クレイグが着用したからだ。といってもジェームズボンドが履いてたのは靴底がダイナイトソールのライダー3、僕のはクレープソールのライダーであるが。
この2種類の靴底については一長一短があり、天然ゴム特有の柔らかさからくる履き心地のクレープソール、悪路でもガンガンいけるダイナイトソールといったとこだろうか。
僕も今ならダイナイトソールの方を選ぶだろう。ジェームズボンドが実戦で使うためにこちらを選択したのもうなづける。クレープソールは雨の日なんて本当に滑るからね。とはいっても購入当時の僕も「チャッカブーツといえばクレープソールだよね」という妙なこだわりもあったので別に後悔はしていないが。
ところで僕の所持している靴はほとんどが短靴でブーツは…えーと6足しかない。その中でも実用的なもの（積雪時に履くソレルのスノーブーツとかどしゃ降りに履くダナーのブーツとかちょっとしたDIYなどで履くレッドウイングのワークブーツ）がほとんどであり、いわゆるおしゃれで履くのはこのライダー含め3足しかない。正直言うとあまりブーツが好きじゃないのだ。
というのもこれは僕の生活スタイルが関係していて、要は自宅の隣りが職場なので日常的に靴を脱ぎ履きする機会が普通の人より多く、いちいちブーツに足を通すのが面倒くさいのだ。
だからこの簡単に履けてササっと紐を結べるチャッカブーツはとても重宝している。じつはスエード靴というのもあまり好きでは無くて、その証拠に写真を見ればお分かりと思うが手入れも下手くそであるのだが、このチャーチのライダーだけはやはり特別で「あー、今日はあの柔らかい履き心地で1日乗り切りたい」というときが必ずあるのでお気に入りの一足になっている。
ということで、天気予報を見るにそろそろ本格的に春が来そうだ。薄手のコートにこのライダーを合わせてそのへんを軽やかに散歩でもしようかなと思っているワタシなのであった。
