高田エージ「いいことあるかもしれないよ」リリースツアー酒田公演に行って来た

タイトル通りなのですが、昨夜は酒田中町にあるブルースヒロに高田エージさんというシンガーのライブにいってきました。

SNSでいろんなライブイベント告知を見かけることも多いですが、最近ワタシもおっさんに磨きがかかってるわけで、さすがに告知が目に入っただけでは内容によほど興味が無い限り、率先して足を運ぶということはそんなにないわけで。

というより、普通だったらその詳細をクリックすることもままならず。商品リンクか何かの広告と一緒にタイムラインの下の方へ流れていってしまいます。

そんなことを言っておきながら、今回のライブのこともSNS経由で知ったわけです。でも、イベント招待送ってくれた方はひと言メッセージもくれたからね。そこで初めてどれどれ詳細を覗こうかな、って気になるもんですよ。仮にそれが手当たり次第に送信したテンプレート文面だったとしても。

何だか偉そうに聞こえるかもしれないけど勘違いしないでくださいまし。情報が多すぎる社会から身を守るってのはそういうことなのだ。みなさんもそうでしょ?情報をひとつひとつ受け入れてたらストレスで胃に穴が開いちゃうよ?

・・・相変わらず前置きが長くてすみませんね(笑)

というかイベント(アルバム)タイトル最高じゃないですか。「いいことあるかもしれないよ」って。

これがね、「いいことあるぜ」とか「いいことあると言わざるをえない」とかだったらピンとこないでしょ?

「いいことあるかもしれないよ」は最高ですね。「結局はオマエしだいなんだぜ」と言われてる気がして。

僕も年齢を重ねてきて妙にズルくなってるというかね、とにかく何事もあきらめが早くなっちゃうわけです。それ自体は別に悪いことではないんだけど、同時に「期待する」という感情も徐々に削られていく。これは非常にマズイわけで。

だからつべこべ書いてきましたけど、結局今回「ちょっと行ってみてぇなぁ」と思ったのはこのタイトルに惹かれたのが一番の理由ですねハイ。

スポンサーリンク
アドセンス




久々にブルースヒロへ

自分のバンドが無くなっちゃってからというもの、積極的にライブハウスに行くことが少なくなってしまったワタシ。本音はもっと行きたいんだけどね。

んで、これ経験者には理解してもらえると思うんだけど、ああいう場所って少し疎遠になっちゃうと、いざ!ってときやけに行き辛くなっちゃうの(笑)だから今回ブルースヒロに行くのもちょっと緊張してましたハイ。

そんな僕の心境を見透かしたのか、それとも様子が挙動不審だったのかわかりませんけれども、マスターのヒロさんが「また来てくれよ。酒飲まなくてもいいんだぞ。顔さえ見せてくれれば」とおっしゃってくださいましてね。

これ以上いまの僕にとってありがたい言葉は無いですよ。ほんとこの方にはかないません。

・・・というのは帰り際の話でした。始まりの話からいきましょう。

地元の愛すべき仲間達

今夜は地元の仲間達がオープニングアクトをつとめるとのこと。一番目はコズミックセンス。

メンバーはみんな知ってる人達なんだけど、バンド自体を観たのは初めて。

僕がやってたバンド、THE RED NOSEの最後の2年間って極端にライブ本数を減らしてましてね。確かその時期に結成されたバンドだったと思う。

だから対バンという形に恵まれるチャンスも無かったし、うん、今回観れて本当に良かった。

ちょっと文章では上手く表現出来ないけど、ひと言で言い表すとまた観たくなった。お世辞とかじゃないよ。僕はバンドや音楽に関してはお世辞言えないことで有名ですからね。

ボーカルのともちゃん。この人は本当に華があるよね。

次にBAGAYARAWs

だんだん毒気の塊みたいになってきたケータロー。そのまま行けるトコまで行ってほしい。

モノクロハイコントラストが似合う男になってきた。

エージさん登場

じつは僕、高田エージさんのライブアクトを観たのは二回目。けれどもそのときは最初から用事があったりして、オープニングアクトの演奏が終わった頃には店を出なければいけなかったから2曲ほどしか聴けなかった。

でも、印象はすごく良かった記憶があって。

2曲で何がわかると言われれば実際そうなんだけど、その数年前に「あ、本当に旅をしてきた人の歌だ」って思ってね。

ほら、わかるじゃないですか。旅をしたことのない人にいくら旅の歌を目の前で唄ってもらっても全くクルもんがないでしょ?

旅といっても何千キロ走ったとか何箇所回ったとかじゃないよ。なんというのかね、例えばその街その街の路地裏に一歩入り込むような経験って意味ね。

トラベルソングとかトラベリングバンドってそれだけでかっこいいから僕も憧れたんだけども、残念ながら一曲も作ったこと無いな。旅をしたことがないから作れない。

そんなことを思い出しながら、昨日の高田エージさんの一曲目を聴いてました。

それにしても・・・いや、キャリアが長いのは一目でわかるから運び方が上手いとか味があるとかそういうのはありきたりの感想になっちゃうんだけれども、なんというかこの人の歌はすごいです。

はっきり言うと普遍的な歌です。もうとにかくジャンルだー時代だーとかチマチマしたことを超越してます。

・・・もっと言いますか?言っていいですか?

この国で生まれ育った人間で、この歌聴いて何も響かない奴って感性腐ってるんじゃないの?

・・・とまで思います僕は。あら言っちゃったよ。

曲調にはカントリーブルースっぽいのが下地にあって、けれどもほら、我々日本人がそういうのを歌詞だけ日本語にしてもサマにならないじゃないですか。サマにならない人いっぱい観てきたじゃないですか。例えばストーンズの「ワイルドホーセズ」とかカバーされてもサムイだけだったじゃないですか。

だから初めて観た。借りてきたのは下地だけで他は完全昇華してる人。すごいと思ったからCD買っちゃったよオレ。

ちなみに何故かおカネ持ってなかったから、友人のポノさんに「明日返しに行きますからCD代貸して!」つってね。

ちなみにおれ、今までツアーの人の物販でCD買うのなんてほとんど無かったからね。最後の記憶ではプライベーツの手塚さんと2時間話しこんだときに感激して買ったくらいだから。しかもあれ10年ほど前だから。

いやほんともう、おれの安っぽい文章じゃこれ以上を伝えること不可能です。

来年の秋にまた来てくれるというんで、みなさんぜひ足を運んでください。

というか、おれ自身エージさんを一人でも多くの人に観て聴いてもらいたいから、頼まれなくてもガンガン声掛けます。おれ、自分のバンド以外でそういうことしたことないけど、いや、やりますね。アレは絶対に目の前でフルステージ観るべきだ!

店を出て・・・

打ち上げにも参加したかったけど、まだ病み上がりの身なもんで家路へ。それに早く買ったばかりのCDを聴きたかったし。

いや、最高のロックンロールだった。

ロックンロールってね、目を逆三角形にして何かを否定したり暴言吐いたりすることだけじゃないのよ。

なんというのかな、例えば些細な不安とかあるじゃん。誰にだってあるじゃん。例えるなら、昨夜充電し忘れたスマートフォンを昼過ぎみたら充電が40%くらいになっててさ、「これ夜まで持つんかいな」みたいな小さな不安。

誰にだって常にある不安や憂鬱。そういうのでこの社会は形成されてるわけじゃないですか。

そういうのをね、カラっとね、吹き飛ばしてくれはしないけど、自分で吹き飛ばしてやるぜって気にさせてくれるのがロックンロールなわけですよ。

いや、最高のロックンロールだった(二回目)

よしオレも頑張ろう・・・なんて思いながら、クルマを停めてる中町の立体駐車場に着き、エレベータに乗り込もうとボタン押したら反応しないの。

張り紙みたら「22時~7時のあいだはエレベータを休止してます」と書いてある。腕時計みたらまだ21時50分。

ふざけんなよおい!!!!

こういうところがこの街はダメなんだよ。時間守れよ。こちとら6日前に手術したばかりで歩くとまだちょっと痛いんだよ。そんなので4階まで階段登らせる気かよ。しかもお化けでそうな階段じゃねーかよ。くそーーーー。

ぜーはーぜーはー言いながら階段を登りきったワタシ。

なんとなくエージさんのあの屈託の無い笑顔のまま「まぁまぁオガーくん。そのうちいいことあるかもしれないよ」という声が聞こえたような気がした。(最後は小説風シメ)

ではまたっ!

追記

さっそく今日の午前中ポノさんには借りたCD代を返しましたよ!

ポノ氏。

今回訪れた場所

スポンサーリンク
アドセンス




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
アドセンス