いやー、今日はいい天気でしたねぇ。
東北日本海側に住んでる身としては、冬にこんないい天気にめぐり合う日なんてなかなか無いわけであります。体感的には夜にラーメン屋に行って「一日十食限定のなんとかラーメン」をオーダーできてしまうくらい稀なこと。・・・いや、そこまででもないか。
そんな日にワタシといえば、ちょうど秋田方面へのカレンダー&お歳暮配布という比較的イージーなミッション内容でしたから、ここぞとばかりにクルマの助手席にカメラを置いていくことにしましたよ。
ではゴー。
前々から気になっていた場所
業務完了!あとは事務所に戻ってから・・・という状態になったのはちょうど15時前。そのとき僕は鳥海ブルーライン(秋田側)の入り口付近にいました。
このへんには月に一度くらいの頻度で来てるわけですが、前々から看板を見かけてはいるけれど一度も立ち寄ったことがない「奈曽の白滝」というちょっとした観光スポットがあるのです。
そりゃ今日こそ行くしかないでしょ。
やっぱカメラといえばまず滝でしょ滝。滝の洗礼受けなきゃいかんでしょ・・・ってそういえば「玉簾の滝」もそんなこと言って撮りにいったっけ。
まぁいいや。とにかく行ってみよう。正直言えば滝とか全然興味ないんだけど、そこはやっぱ通っておかなければいけない道なわけよ。
言うならばほら、90年代くらいまでの楽器屋さんでよく見る光景でさ、ギターをちょっと覚えた奴らが買う気もないのにオールドギターとかアンプとかエフェクターの試奏やらせてもらってさ、スモーク・オン・ザ・ウォーターとかウォーク・ディス・ウェイのイントロをドヤ顔で弾くじゃん?アレと同じですよ。ちなみに大概イントロしか弾いてるの見たことないのよね。哀しいね。
ウォーク・ディス・ウェイで思い出したんだけど、おれエアロスミス好きなのよね。でもあの曲はあんま好きじゃない。
ゲット・ア・グリップ・ツアーのときの武道館公演いったらそりゃもう最高で、ライブ中「もうエアロスミスがいれば、おれはストーンズいらないな」くらいに思ったのも確かなんだけど、最後にやった曲がウォーク・ディス・ウェイでずっこけた思い出がある。それくらい好きじゃないのよ。
え?好きな曲?うーん、いっぱいあるけど・・・やっぱこれかな。
つーか、これがオープニングナンバーの「ROCKS」ってアルバムが最高なわけですよ。いわゆる歴史的名盤ですよ。「ロックが好きだぜ」と言うなら聴いておかないと不味いレベル。
あー、ほんとBack In The Saddleは最高だなぁ。
余談だけど、高校のとき英語の先生にさ、この歌詞みせて「いったいどんな内容なんですかコレ?」って聞いたことがあるのよね。純粋によくわからなかったし、ほら、若いときって歌詞とか敏感なので。
ほんとにロック音楽にハマって、そこから先に行っちゃうと歌詞とかどーでもよくなるんだけどね。どーでもいいというか、その背面にあるエモーションを読み取るようになっちゃうから。
そしたら「じゃあひと晩借りるわね」って、そそ、若い女の先生だったんですよ。
んで次の日、先生なりに和訳した歌詞を持ってきてくれてね、んで一通り僕に説明したあとに「でも、これは本当の意味じゃないと思う」って先生が言うわけ。そして「たぶんエッチな歌詞だと思う」とね。
大人になって全部わかったけどね、ほんとロックの歌詞はどうしようもねーな(笑)
クルマを停め、いざ潜入
おっと完全に話が逸れちまった。滝の話でした。
駐車場に貼ってたマップ。
入り口である神社の鳥居のところで、三脚抱えたおじさんとすれ違いました。ははーん、この人も最近カメラ買ったのかな。※カメラを買ったらまず滝を撮るというのは、私の勝手な偏見であります。ご了承ください。
なんかおじさんミョーにゼーハーゼーハー言ってるから、ここで私の嫌な予感が発動。
けっこう歩く。いや、距離的にはたいしたことはなさそうなんだけど、雪が積もってて歩きにくい。しかも階段を下る。
下るということは、帰りに上らなければいけないわけで、さっそく後悔し始めるワタシ。
階段には一人の足跡しかない。つまりさっきのおじさんである。今日ここに来たのは二人だけ。つまりおじさんとワタシ。
滝。
寒いから2分もしないうちに帰るワタシ。とことん自然に対する感性がゼロのワタシ。
帰りみちに見つけた標識。今日一番オッときたのはコレ。ねがい橋っていいネーミングだよね。でも、遭難すると悪いので橋に向かわず帰る。
鳥海山はどこからみても偉大なり。
最後に
最近ブログ書いてると、突然話がロック系の話に逸れちゃう・・・というかスイッチ入っちゃうのよね。これ病気だね。つーかPCで音楽聴きながら書いてるからいかんのかしらね。
とりあえず奈曽の白滝に関して言えば、もう一度春とか夏にじっくり来ようかと思います。売店なんかもあるみたいだし、ねがい橋も渡ってみたし。
いやけっして冬がダメってわけじゃないのよ。ただ15時過ぎからだとゆっくり散策も出来なかった感じなのでね。帰りには日が傾いていたしね。
というわけで貴重な快晴の日をうまく過ごせましたというお話でした!年内もう一度くらいカラっとした日があればいいんだけど。
ではまたっ!