小学校1年生のセガレを持つオガーです。昨晩は保護者関係の新年会がありました。
3時間飲み放題というなかなかスパルタンなコースでしてので、僕も気合いを入れて挑みましたよ。
とはいうものの僕はお酒があまり飲めません。というより昨年あたりに気づいたのですが、最初にビールを飲んでしまうとダメみたいなのです。
だから最近はカシスウーロンというちょっとおっさんが飲むにはスイートな飲み物ばかり頼みます。あれだといくら飲んでも「気持ち悪くなってきたからオレ帰る」という失態を演じなくても済むので。
かといっても調子こいてジョッキで15杯くらい飲んでしまった昨晩は相当酔っ払って帰りましたけど。
さて、僕はいわゆるPTA役員ではありませんが、今度の春からは広報部員に立候補します。
じつは今年度の二学期も一部ですが秘密裏(?)にお手伝いさせて頂いてました。運動会と文化祭の撮影&動画作成です。
昨年度の幼稚園卒園ビデオ製作が終わって気が抜けた状態になってた僕のところへ、こんな素敵な話を持ちかけてくれたMさんには感謝の気持ちでいっぱいですよホント。昨日交わしたガッチリとした握手の感触をオレは忘れません。
その妻と2人で製作した二学期ダイジェスト動画、先生方や広報部の方々にも喜んで頂けたみたいで、いわゆるオガー夫婦の入団テストの合格も頂けたかな、と思っています。嬉しい限りです。
唯一の不安は、またこれから妻の厳しい指導の日々が待っているということですが、大丈夫耐え抜いてみせましょう。
※ちなみに、あの鬼が虎の穴のミスターXと呼ばれる所以はこちらの記事を参考に。
何度も言いますが、自分が好きでやっていることが人様に喜んでもらえる、生きていくうえでこんなに幸せなことは無いと僕は思っております。
そうです。僕は子供達の動画を作るのが好きなんです。好きというより使命感を持っております。
それはなぜか?今回初めて話させてもらいます。
僕が小6のとき
当時は学芸会と呼ばれてましたが、そのとき僕達6年生は演奏と合唱を披露しました。
とても厳しい練習でした。けれども日に日に演奏がまとまっていく喜びを子供ながら僕らは感じていました。いつもはやんちゃで不良予備軍のような奴らも一生懸命やってました。
本番当日は全校生徒と保護者がたくさん見てくれていました。とても誇らしかったです。
そう。誇らしかったのですよ。
その後卒業間近になってから、6年4組に一本のカセットテープが配られました。たぶん卒業記念のプレゼントという意味だと思うのですが、内容はといえば担任の先生が6年生時の発表等を録音したもので、それには学芸会での演奏も含まれていました。
僕は6年1組だったのですが、どうしてもそれが聴きたかったので4組の友達の家へ遊びにいき何度も何度も聴かせてもらいました。
とても誇らしかったです。
そしてそれを作ってくれた6年4組の担任の先生に対し、明らかに感謝と尊敬の念を抱いたのを強烈に覚えているのです。
「F先生すごいな。俺たちのことをこんな形で残してくれるなんてな。ありがとう」
F先生があのとき残してくれた意志を勝手ながら僕は受け継いでいます。
いつかその意志を今の子供達の誰かが受け継いでくれればいいなと思っています。
僕が現在やっていること、これからやろうとしていることは、お父さんお母さん達の代わりに、お子さん達の記録をするだけではありません。
彼らの誇らしげな姿と、「確かに僕らはあのとき一生懸命だった」という紛れも無い真実を、遠い未来へ届けることだと思っています。
「俺たちの父ちゃん母ちゃん達はいいもん残すために頑張ってくれたんだな」
これだけが全てです。
このあいだの10月に行われた文化祭、6年生によるリコーダー演奏はあの頃の僕らと同じようにとても誇らしげに感じました。そして全校生徒による合唱「歌よありがとう」は本当に僕の心に響きました。
ファインダーを除く僕の目が涙で溢れ、構えたカメラで撮った映像がブレブレになってしまったのは仕方ないことだと思います。
と、妻に話したら「私も仕事の撮影時、感動して涙が出てしまう事はたまにあるが絶対にブレない。まだまだ甘いな」と言われてしまいましたがね。
許さんぞ。あんちくしょう。
そんなことを考えながら
3時間の新年会から徒歩で帰宅するわけですよ。
雪がどんどん降ってきてるわけですが、そんなもんヨユーなわけです。
なぜなら溢れる熱い気持ちがあるから。
けれどもスターバックスあたりまで来たら息が上がっちゃってね。熱い気持ちと体力は別の話でしてね。一緒に帰ったKさんから「大丈夫ですか?」なんて心配されたりして。
仕方ないんだ。かなり酔っ払ってる上に足元が悪いんだもん。雪道は疲れますよ。。。しかもどんどん降ってくるし。
あー、寄り道してあったかいラーメン食いたいなぁ・・・という気持ちを抑えまっすぐ帰ります。
セガレが通う学校、そして僕の母校。あと5年間、私も保護者として、いや、一人の大人として全力を尽くしますのでどうぞよろしく。
ではまたっ!