今年も夏のチャレンジを終えた

写真や動画のこと

昨晩「俺の夏休みが終わるぅぅぅ!」と部屋で叫んでた我が息子。ざまぁってなもんですよ。28日間も休んでからに。

とはいってものび太くんのように宿題が終わってないということはありません。だってワタシが管理してますからね。

「そんな親バカな」と言われるかもしれませんが、いやいや彼らはね、放っておくと宿題をあっという間に終わらせて遊びまくるか、遊びまくった後に山積みの宿題が残り泣きまくるかのどちらかのパターンしかない生き物なのです。

だから少しずつ毎日のように何かしらやらせました。スポーツだってそうでしょ。最初の一週間ダーっと鍛えて残りの三週間をダラダラ過ごすより、一ヶ月かけて少しずつでも毎日、もしくは毎日のようにやる方がいいんです。たぶんそうです。

そういえばですね、今でも自由研究ってのはあるんですよ。うちの学校ではサマーチャレンジといって工作か研究かを選択して親も一緒にやるんです。

自由研究

僕が小学生のときにずっと同じクラスだったMさんって子がですね、そりゃもう自由研究のプロでして。確かカタツムリの飼育日記及び研究とかだったかな。

毎回夏休みが終わるとバカでかい紙に研究結果をドワーっと書いてきて、それこそ「あれ?どっかの研究所の方ですか?」みたいに堂々と発表する彼女の姿にクラス40人がどよめくわけです。毎年のことだから、もう最後の方なんて壇上に登場するだけでみんなが拍手というね。だって毎年県だか市だかの賞を頂いてたみたいなレベルだし。

それを10年くらい前の同窓会で話題になりましてね。僕が本人に聞いたんですよ、なんであんなにカタツムリが好きだったの?って。

そしたら「あれは全部お母さんがやったんだ。私は書いただけ」という衝撃の告白を聞いて、僕は心底がっかりしましたよ。夢を壊された感じですよ。

ふと思い出すと「それ小学生のレベルじゃないだろ」みたいな研究や工作がたくさんありましたね。僕なんてバカ正直に全部自分一人でやりましたからね。夏休み明けに僕だけショボイものぶら下げて学校へ行くのがとても憂鬱でした。

オガー家はコレ

そう考えると現代はいいですよね。親も堂々と一緒にやれるんですから。

ということでオガー家は毎年カメラ関係です。正確にはカメラを使って光をコントロールする研究ってやつです。

一年生のときは、市開催のピンホールカメラ教室に参加したときの体験レポート。

二年生のときは、カメラのシャッタースピードを変化させた場合の写真の変化。

三年生のときは、光の向きによって変化する写真の印象。

四年生のときは、二眼レフを組み立ててフィルム写真撮影。

そして今年はレンズの絞りによる被写界深度の変化をやりました…とはいっても具体的にやるとレンズ光学とかの話になるし、そうなると僕もよくわからんことが多いので、レンズのF値ってのをいじって撮れる写真の変化を楽しもうってのがテーマ。

 

一部紹介

たとえばウルトラマンファミリーをこういう風に並べて・・・

 

 

レンズのF値を最小にする。

 

 

すると絞り羽根が開放され、

 

 

 

ピントを合わせたウルトラの母以外がボケちゃう。集合写真で絶対やっちゃいけないパターン。

 

 

 

反対に数値を大きくすると

 

 

穴が小さくなって

 

 

全てががくっきり写る。これはあれですよ、目の悪い人がよく見えないときに目を細める原理に似ています。

といったような実験とか、あとは二人で外へロケにいってさまざま撮り、その結果、背景をボカした方がいい場合とボカさない方がいい場合などをノートにまとめたのが今回の実験でした。

狙い

前もどこかで書きましたけど、僕は別に息子にカメラという機械の操作に詳しくなってほしいということではないんですね。カメラを通じて光の捉え方の変化から来る見え方やコントロールする楽しさを知ってほしいだけで。

これから、というか今すでにそうですけど、もはや写真は撮影よりも撮った後の画像処理の方に重点が置かれつつあります。スマホなんかそうですよね。撮った画像をAI搭載の画像処理エンジンが万人受けしそうな処理を施し、スマホの液晶モニターで鑑賞するのに最適な写真へと自動で仕上げてくれます。

それはそれでいいんですけど、僕からすると、せめて息子には写真というものがレンズによって結像した光の像をカメラ内部に取り込み生成するものという原理だけはきちんと知ってほしくて毎年何かしらやっております。それこそ昔は日光写真とかで誰もが遊びましたが、今はそんな機会もないでしょうからね。まぁあとは物事を多角から見るセンスを磨いてほしいってことかな。

というわけで今年もサマチャレ頑張りました。昔日のMさんのカタツムリと違い、けして何かの賞を頂ける実験では無いですが、紛れも無く我々は毎年親子でチャレンジしております。

ではまた。