昨日は最高の運動会だった。
というのも毎年僕は広報部として撮影に入り、動画と写真をミックスさせた一本のクリップを制作し、学期末の広報紙でwebとリンクしたコンテンツとして公開する役目がある。
それがもう3年目ともなると、写真担当の人たちからどういう素材が集まってくるかある程度想定ができるので、それをイメージしつつ今年はビデオカメラを持ち完全にプラン通りの動きを最後まで取っていた。
つまり今回の運動会がどのように進行し、盛り上がり、どのようにまとまっていくことのかが予想できていた。基本的に動画編集者というものはそういうものだし、また、そうでなければいけない。
しかしこれほどのものになるとは思ってはいなかった。帰宅してから自分と妻の撮影データをチェックして、正直鳥肌が立った。
子どもたちの成長力。教職員の皆様の集中力。PTA役員のサポート力。そして保護者の皆様の見守る力がとても高いレベルでバランスを保っていた。
ただただ脱帽した。
時代背景もあってか我が校の運動会は今年から短縮することになった。全てが午前中で終了し、弁当の時間も売店も無くなった。
僕はそれに賛成派なのだが、中には「さびしい」という意見があるのはわかる。だけどそれはもちろん学校側だって重々わかっていることだろう。
だからこそ学校行事としての運動会の純度が上がったように僕は思えるのだ。大賛成だ。スポーツフェスティバルとしてのイベントは春に学区運動会があるのだから、学校の運動会こそは純然たる教育や学習の場でいくのはけして間違いではないと思う。
そして各々がそのしっかりとした意識で下地づくりに徹したからこそ、あの閉会式の各組頭の感動的なスピーチが生まれたのだと僕は思っている。
本当にいい運動会だった。ありがとう。
さて、僕にとって最大の問題は、あの美しく素晴らしい時間をひとつの記録映像にまとめて伝えるかということなのだが・・・・。
これはなかなか難しそうなチャレンジだなぁ、と朝から頭を悩ませている。
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