どうもオガーです。ひさしぶりのブログ更新はゲーム関連記事。先月購入したPS4のソフト、コールオブデューティ・ブラックオプス4(以下CODBO4)について。
ハッキリ言ってこのゲームはすごく面白い。僕も前作のCODWW2(コールオブデューティ・ワールドウォーツー)で数年ぶりにFPSをまたやるようになったわけだけど、その前作より面白いです。
実際購入したときの記事内で「10時間ほどプレイしたらレビュー書くよ」と言っておきながら、もうそんなことすっかり忘れてのめり込み、気が付いたらプレイ時間は30時間を越えてしまいました。
そんなCODBO4、いったい何がそんなに面白いかというのは具体的に書くのは難しい。難しいんですホント。なぜならFPSって基本的なところは全部同じだから。
けれどもかつてCODシリーズが持ってたようなあの独特な爽快感と中毒性が復活した感じなのは確かです。
その証拠に売り上げも過去最高を更新したようで、ということは多くの新規ユーザーも参入してるはず。実際マッチングでもそのようなプレイヤーをちらほらとお見かけします。
今回はそんなプレイヤーさんのために、おじさんがちょっとしたアドバイス的なことを書きたいと思います。
何しろ今回のCODはちょっと初心者に厳しいところがありましてね。それこそ脱初心者になってしまえばググっと快適になるんですが、実際そこに到達するまでやめちゃう人も多いかと思うんですよ。それは非常にもったいないなと思いましてね。
もちろんYouTubeには有名プレイヤーの方々が「初心者向け」という冠で多くの動画をアップしてくださってますね。
僕の場合、さらにほんとのほんと、いわゆるガチモンの初心者さんのために、僕がそうだった頃を思い出しながら書きたいと思っておりますので、コールオブデューティを始めたばかりの人、これからやろうかなと迷ってる人のために少しでも参考になるように書きたいと思います。
なお、CODBO4には主に3つのプレイモードがあります。いわゆるバトルロワイヤル系のブラックアウト、伝統のマルチプレイモード、コアなファンがいるゾンビモード。
僕は基本的にマルチプレイしかやりませんので、必然的に記事もそちらの内容になります。予めご了承ください。
ではスタート。
まず始めに
CODBO4はオンライン専用ゲームです。そして、ちょっと大げさですがオンラインゲームとは生き物です。
発売直後と発売から一ヶ月経過した現在ではゲーム内の様相がガラリと変わります。はっきり言えば今回の戦場においてのセオリーが確立し、それが固まってきています。
何が言いたいのかと申しますと、まず「同じ始めるにしても発売から時間が経過すればするほど初心者には厳しくなる」ということ。
発売直後は熟練者もビギナーもマップや仕様は初めてなのは同じこと。もちろん慣れや把握する力の違いはあれど、基本的には同じ土俵です。
ですが現在ではそうではありません。つまり今から始めるということは、CODに限らずFPSを遊び始めてから10年以上というキャリアを持つ連中が、一ヶ月遊んですっかり慣れきってしまったBO4という世界に出向いてドンパチをやる、ということです。
つまりボッコボコにやられるのが当たり前。
だからはっきり言っておきます。今回のCODBO4で他のプレイヤーを追い越そうなんて夢はあきらめてください。よく初心者の方が気にする「総合キルレシオ(キル÷デスの比率)で1を目指そう」なんてのも意識しない方がいい。
初めての方はこのBO4でみっちり練習すること、そして「何よりFPSの面白さ」を味わうことだけを考えればいいと思います。平均以上のプレイヤーを目指すのは来年のコールオブデューティ、もしくは他のFPSでオーケーくらいでいきましょう。
それにキルレシオなんてただの戦績です。文字通り戦った後に振り返るもの。ですので、あの数字自体をあげようなんて考えはプレイをつまらなくするだけなのでやめた方がいいと思いますよ。
購入初日
さてあなたはCODBO4を購入しました。そして長いアップデートも終わりました。環境設定も終わりました。
いきなりマルチいっちゃってください。そしてフリーフォーオールという「自分以外全部が敵」というモードを選択してください。
おっとその前に操作方法くらいは覚えましょうか。「L2で構えてR2で撃つ」と左スティックで移動、左スティック押し込みでダッシュ。そして右スティックで視点移動です。
これだけでいいです。簡単です。操作が簡単なのがFPSのいいところ。
もちろん他にもジャンプやスライディング等ありますが、そのへんは適当にボタン押して覚えてください。というかすぐに覚えます。
いずれにせよ初めてで肝心なのは何より「敵をみつけて撃つこと」なので、とにかくそのへんを覚えれば大丈夫。
それとルールでフリーフォーオールを選択する理由は、チーム戦だとあなたのデスがそのまんまチームの負担になりますので、そこはやはり個人戦がいいだろうということからですね。
それに恐らく初心者が一番多いモードでもあるし、熟練者でも使い慣れていない武器を試し撃ちに使う場合もあるので、このゲームの入り口としては最適だと思います。
そして肝心の武器選択ですが、何故か初心者の皆さんはスナイパーライフルを使いたがる傾向が強いと聞きます。
恐らく「撃ち合うと勝てそうにないから、遠いところからこっそり一方的に倒したい」とか単純に「スナイパーはかっこいい」ということからだと思いますが、やはりオススメはしません。
というのも、先ほど書いたとおりデビュー作は上手くなるための叩き台です。ということは少しでも多く接敵し、駆け引きを多く経験することが一番大事だと思うから。
そのように考えるとやはり最初はサブマシンガン(SMG)を持ちながら戦場を駆け回ったり、アサルトライフル(AR)という一番オールマイティな銃を選択するのがベスト。実際にCODに限らずFPSで一番多く使用されるのがこの2種なはず。
実際、スナイパーやショットガンを使うのが上手い人は、まず間違いなくSMGとARも同じように、もしくはそれ以上使いこなすと思います。逆はあまり聞いたことがありません。
そういった意味でもまずはこの2種を選択することをおすすめします。
僕の場合は大体どのゲームでもアサルトライフルがメインです。今回のBO4では画像のランパートという銃がお気に入り。
一週間経過
フリーフォーオールどうですか?初日は敵を見つけたのに返り討ちされてばかりだったでしょ?
大丈夫、誰だってそんなもんです。僕が初めてプレイしたのはCODMW2(コールオブデューティ・モダンウォーフェア2)でしたが、初めて敵を倒したのなんて3日目でしたよ。毎日ぼこぼこにされ0キル15デスとかそんな感じ。
ひたすらやられてやられて、それでも僕がやめなかったのは「このジャンルは強くなればきっと面白い」と確信してたから。
そんな感じで毎日2~3時間、一週間もやってれば5キル10デスとか7キル12デスとかになってきます。誰でもそうです。
その頃には精度や速度はともかく「敵を狙って撃つ」という感覚が身についてるハズ。しかしキルの中身はというと「出会い頭に撃ち勝てた」というものはほとんどなく「走り回ってたら偶然敵の背後や側面に出くわして不意を付いて倒せた」といったもの。
つまり正面でバッタリ会ったときにはまず熟練者には勝ててない。それを自分の反応速度のせいにしちゃうんですけど、それは大きな間違いです。「自分には向いてない」というわけでも「加齢による衰え」でもありません。
それは簡単な話で、熟練者は常に「ここを通るとバッタリ会うかもしれない」という想定をしながらマップを歩いているからで、そこの部分で0コンマ何秒の差が出てくるんですよ、反応速度で。
ただ、それだけのことです。
10日~2週間
先ほど「偶然、敵の背後や側面を取れた」と書きましたが、要はそれを偶然じゃなく必然になるように立ち回ってるのが中~上級者だと考えてください。
つまり中~上級者はあなたより反応速度が異常に速いわけでも狙うのが上手いわけでもなく、いや、もちろんキャリアの分だけ数段上にはいるんですが、別に人間離れしているわけではありません。つまり上手く立ち回れるように考えて動いているのです。
そこが対人戦の醍醐味。けしてAIには真似できない人間臭さこそがFPSの面白さです。ヨーイドンの的当てが面白いわけではないんですね。
この段階まで来ると左上にあるミニマップの重要度を感じておられると思います。ここはもうデスマッチ系のルールでは3~4秒ごとに確認しなければいけないといっても大げさではありません。
赤点は敵の位置。その情報から自分が次にどのような場面で敵に出くわすのかを常に予想しながら立ち回る。恐らく無意識かもしれませんが、この段階で何となくは出来ているはず。
そして、もしあなたがすでにフリーフォーオールにおいて10キル10デスなど平均値に近い成績が安定して出せるのなら、次はチーム戦に挑戦していいと思います。
敵が来るのがわかっているのなら、待ち伏せも立派な戦術です。
2週間~1ヵ月
いよいよチーム戦です。チーム戦にも様々ありますが、初心者の方にとって一番わかりやすいのはやはりチームデスマッチでしょうか。オブジェクトルールの方がアツイのですが、やはり初めての場合は比較的じっくりと展開が進むチームデスマッチでいいと思います。
ルールは6対6に分かれひたすら倒しあうというもの。先に75ポイント先取した方が勝利。復活は無制限なので何度デスしても戦場には戻れます。
ですがここがじつはキモで、初心者にありがちなのが突っ込んではやられを繰り返し、それこそ相手チームのエサになるかの如くやられ、挙句の果てにはスコアストリークという名の文字通りご褒美を敵にたくさんプレゼントし、その結果一方的に味方がやられるという大惨事を巻き起こすという事態。
そう。じつはCODのチーム戦はよく言われるとおり「強い方が勝つ」というよりも「弱いプレイヤーを多く抱え込んだチームが負ける」というのはあながちウソではありません。
ですので、きちんとチームの一員としての自覚を持って戦いましょう。大丈夫、下手なプレイヤーだからといって非難されることはありません。無謀で無知じゃなければ大丈夫です。
そんなチームデスマッチにおいての初心者の立ち回りはずばり「味方と付かず離れずの距離感を保つこと」です。
味方の動きを常にミニマップで確認し、敵と出くわした場合、時には一緒に集中砲火を浴びせ、時には味方が見ていない方をカバーする。隠密行動をとって敵の裏側へこっそり回ろうとする人もいますが、そこはまだ早いので、まずはチームに合わせることを覚えた方がいいでしょう。
コツとしては、味方にくっつきすぎないこと。例えばサッカーでもそうですが、ディフェンス時に味方にピッタリくっついてゴールを守る人がいないのと同じように、敵から見て、たやすくまとめて倒せるような位置にいないことが大事になります。
この「味方の位置を常に意識する」という感覚は、もちろんそのマッチにおけるチームへの貢献度も大きくなる立ち回りですが、それと同時に自身のスキルも大幅にアップするので早く取得してしまいましょう。
というのも、これまでミニマップをみていて赤点(敵)を確認し、それを追いかけるだけの立ち回りだったのが、この感覚を身につけると「味方の位置から敵の位置が予測出来る」ようになるからなんですね。
味方の青点は常にミニマップに表示されています。それを見て、今どんなフォーメーション形成になっていて、どこが死角になっているかを意識すれば、「敵がいるかもしれない位置」とか「敵がやってくるかもしれないルート」というのが自然とわかるようになります。
そしてたぶんというか、自分がそうでしたが、ここからFPSというのがグンと面白くなります。成績も面白いようにあがっていくでしょう。
高低差があるポイントでは圧倒的に高い位置の方が有利です。積極的に利用しましょう。
1ヵ月経過
誰が言い出したか「FPSにおいて100時間まではチュートリアル」という格言は言いえて妙です。実際僕もそうだと思います。
1日2~3時間のプレイで1ヵ月から1ヵ月半、頑張ってここまで到達したあなたはもうルーキーではありません。
恐らくあなたは今「キルも増えたがデスは相変わらず」という状態でしょう。15キル15デスとかそんな感じ。
ここまできたらキルを増やすことよりデスを減らすことを念頭において戦ってみるといいと思います。それは「消極的になる」ということではなく「無駄なデスを減らすように心掛ける」ということです。
すると何故かキルも増えるんですよ。本当です。
それと倒した倒されたの繰り返し状態から脱すると、稀にキルが上手く繋がる場面が増えてきます。そしたらCOD伝統のスコアストリークが発生しますので思う存分楽しんでください。そういう意味でもキルは伸びていきます。
スコアストリークでは「ヘルストーム」が発生しやすくキルも取れやすいです。
今作のケアパッケージは明らかに中身が豪華ですので積極的に使いましょう。
というわけで
今回の記事は本当の意味での初心者にむけて書いてみました。いかがだったでしょうか?
内容からいえば、CODBO4に限らず、FPSというジャンルの基本みたいなことなので、これから発売するバトルフィールドVなどにも通用することです。
そう、FPSのいいところは一度基本を覚えてしまえば違うソフトにも応用がきくところですね。
最後にプレイ環境についてですが、やはりこのジャンルは0コンマ何秒を争う面があるため、遅延のないゲーム専用モニターや足音等の情報を得るためのヘッドフォンなどを使えばさらに快適になるのは間違いありません。
ちなみに僕は動画編集で使っている27インチのモニターと、アマゾンのセールで買ったヘッドセットを付けています。全く同じものではありませんが似た感じのものを紹介しておきますね。
というわけで、ぜひ初心者のみなさんのCODBO4ライフが楽しいものになれば幸いです。
ではまたっ!!
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