カメラと遊んだ2019年2月まとめ

月別スナップまとめ

昨晩、妻と近所の居酒屋かめちゃんへ行った。何かのイベントや製作が終わったり、または単純に焼き鳥をイヤというほど食べたくなると、我々夫婦は二人で外食をする。もちろん酒の席なので子どもは連れて行かない。いわば長年続いている夫婦での定例会である。

そんなオガー定例会は稀にゲストを呼ぶ。昨日は息子と同じ学年で、この春小学校を卒業するお兄ちゃんがいるSさん夫妻。僕がいま製作している卒業祝賀会ムービーも、Sさんが持ってきてくれた話なので引き受けたという経緯がある。

そちらがほぼ完成したのでその報告。そして夫婦揃ってガチの水泳選手だった経歴を持ち、3人の息子さんたちもそれぞれ現役スイマーであるSさん達に、同じく水泳を習っているウチのセガレの死ぬ寸前のカエルみたいな平泳ぎに対し、何か良きアドバイスをもらおうという魂胆もあった。

というわけでとても楽しい時間でした。PTAとか学校の活動が面白いのは、「子どもたちのため」とか「奉仕活動」とかそういうのもある。そういうのもあるんだけど、とにかくこういった人達とげらげら笑いあえる機会が出来ることも楽しい。

日常を普通に過ごしてたら、Sさん夫妻とオガー夫妻みたいなのはマッチングしなかったと思う。それがするから面白い。いろんな世界の話を聞けるのが面白い。

そう。僕自身が面白くて仕方ないからやっている。

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春がくる

というわけで2月もあっという間に過ぎていった。明日からはいよいよ3月。すなわち春がくる。

今月は動画撮影と編集が多かったので、散歩写真なんか撮ってなかったかなぁと思ってたけど、いやいや結構やっていた。というわけで恒例の月別まとめ。

SONY RX100

カメラを常にもって出歩くのが習慣の人はたぶんわかってもらえると思うが、その日持ってるカメラやレンズによってモノを見る目が変わってくる。僕の場合、RX100を持ってる日なんかは、こういったチリチリというかメリメリしたものを無意識に探してしまう。

 

 

 

セガレが所属する少年少女合唱団のチャリティコンサートにて。会場は酒田市希望ホールの小ホール。僕ら夫婦はもちろん撮影係。便利屋でも記録係でもなんでもいいから、そっち方面を頼んでもらった方が助かる。他に役に立たないから。

 

 

 

女性警察官の方が、おばあさんのサポートをしながら横断歩道を渡る姿にほっこりした。

 

 

 

2月は学校へ顔を出す機会も多かった。こんなペースで通ってたら、いざ卒業するときなんか寂しくて泣いてしまうかもしれない。

RICHO GR2

妻のGR2を借りて散歩。このカメラで撮ればなんでもアートになる、とまでは言わないが、もうこのエフェクト機能だけで楽しい。もちろんGRの真髄はこれではないのだろうが、とりあえずまだ入り口の僕は、しばらく飽きるまでエフェクトモードを楽しむつもり。

前回のGRの記事を読んでくれた方から「昭和50年代の酒田みたいですね」とコメントを頂いた。

僕もそう思う。というか、そのときはレトロな雰囲気になるように狙っていたのもあるが。

では、なぜ写真においてレトロという概念は、問答無用でかっこいい雰囲気になるのだろうか。

それは恐らく記録としての側面が強く出るのだろう。やはり記録写真は時間が経てば経つほど価値を持つ。というより、今すぐではその価値がわかりづらいことも限りなく多い。

だから記録写真、記録映像であればあるほど、僕は僕なりに絶対に手を抜かず最善を尽くすようにしている。後々、自分で自分に対して腹を立てることがないように。

Canon EOS 6D

いつもの土曜日の夕方。2月の酒田はほとんどが曇り空なのだが、午後になってとても柔らかい光が出ていた。

散歩写真を撮るようになって気づいたのは、とにかく陽の光というのに再現性はない。当たり前だがその季節、その時間帯、そしてその日限定で光は変わる。

どうせなら、その柔らかさのまま写真に収めたいと思って、この日は妻の死んだじいちゃんの形見のフィルムカメラ、それに付いていたレンズで出かけたのだった。

 

 

 

RX100の場合、モノクロはハイコントラストのシャープネス上げで仕上げることが多い僕だが、このレンズで撮った写真に限っては、あくまでソフト寄りに振った方が吉と出ることが多いことに気づいた。カメラは、そして写真は奥が深いなぁ。

 

 

 

インスタグラムにも投稿した1枚。訪れた人、離れていった人には意味不明かもしれないが、人生の46分の39を酒田で暮らしてきた僕にとって、THE・酒田とはここからの写真である。

特にかっこよくもなんともない写真だが。地元の人間が地元を見る目で撮った、と思っている。

ビジターや離れていった人が撮った写真や書いた酒田の記事にも価値があるのはもちろん知っている。

だが、少なくとも僕はこれからもそういう写真がみたい。全国、いや世界各地、その土地に住む人が、その土地を見る目で撮った写真や書いた記事が読みたい。それがSNSやブログの素晴らしさだと思っているから。

有名とか無名とか、上手いとか下手だとか、そういうのはあまり関係が無い。いまその人が置かれている現状からの視点であれば良い。リアルでさせあれば良いのだ。

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