ブラックホールの存在が確定したと聞いて

散文的日常記録

昨日「ブラックホールの撮影に成功した」というニュースをやっていた。

M87銀河といえば、ウルトラマンの故郷である。劇中ではM78なのだが、これは台本の誤植で数字が逆になってしまったためで、本来はM87星雲の設定だったと新聞で読んだ。

ブラックホールがどういうもので、何故出来たのかなどはリンク先を読んでもらうとして、とにかくこれでブラックホールの存在が確定したことになる。

これまでも理論上は存在することがわかっていたが、誰もみたことがないので、ときたま議論の的となった記憶があったのだが、僕が生きてるうちにスッキリできたので嬉しい。

思えば、僕が小さい頃、こういった宇宙の神秘、人類の起源、そしてミステリーなどは藤子・F・不二夫先生のマンガで学んだが、ドラえもんはもちろん、宇宙については21エモンというマンガが僕はとても好きで繰り返し何度も読んだ。

パッとしない旅館のセガレに生まれた主人公は、跡取りではなく宇宙パイロットに憧れた。ブラックホール星(フィクション)で痛い目にあっても、懲りずにもう一度宇宙を目指そうとする姿は子ども心にとても感動したものだ。

ところで今回のブラックホールの撮影、光さえも飲み込んでしまうそのブラックホールを何故撮影出来たのか?

カメラとは光を写す道具なので原則的に光が無いところでは何も写らない。となると赤外線か何かだろうか?

頭のデキが悪い僕では、記事をちょっと読んだだけではよくわからなかった。これからじっくり調べてみたい。

それにしても宇宙の話はいい。男の子は基本的に宇宙が大好きだ。ひょっとして女の子も好きなのかもしれないが、残念ながら女性とそういう話をしたこと経験が無い。

去年の夏、僕は生まれて初めて星景写真にチャレンジした。暗闇に包まれる静寂の中、満点の星空と1対1で過ごした時間はかけがえの無いものだった。

人間とはなんとちっぽけなものだろう。そしてそんな人間が抱える些細な悩み事なんて、まるでホコリみたいなもんじゃないか。

そのときの記事でも書いたが、悩みごとが無い僕でさえそう思うくらいだから、もし、何か悩んでる人には一度星空を1時間ほど眺めることをオススメしたい。

そんなことを考えてみたら、また星空の撮影に行きたくなってきた春の日である。

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