【EOS6D】今年の夏は広々といこう

EOS 6D

天気予報を見ると、ここ山形県酒田市も明日からは晴れマークがズラリと並んでいる。おまけに気温も30℃を超えてくる日が多そうだ。

いよいよ夏本番である。

ところで最近の僕といえばテレビゲームを全くやらなくなってしまった。2013年の発売日に買ったPS4も誇りを被っている。

それはもちろんゲームより写真を撮り歩くことが面白くなってしまったからだが、このままソフトを眠らせておくのももったいないので、もうこれは起動しないなというゲーム8本を買い取りに出した。

そしたら思いのほか高値がついたので、勢いでレンズを1本買ってしまった。CANON EF20-35mm F3.5-4.5 USMという90年代初めにリリースされた広角レンズである。

もちろん中古購入。価格は1万円しなかった。

本当はCanonユーザーならEF16-35 F2.8L Ⅲ USMやEF17-40 F4L USMあたりの超広角レンズを頑張って買うべきなのだろうが、残念だが僕はさほど風景や星景写真に熱心ではない。

せいぜい散歩スナップで使う程度、つまり描写うんぬんよりも単純に画角が欲しいに過ぎない。だから安レンズで遊べればそれでヨシ。

もちろんオカネが有り余ってたらLレンズ欲しいけどネ。

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古いレンズ

じつはもともと僕は90年代のEFレンズを3本持っている。2本は妻のおじいさんの、もう1本は僕の父親の、いずれもフィルムカメラで使用してたものをもらったもの。

※画像は妻のおじいさんのレンズ。

オールドレンズと呼ぶには中途半端な年代だし希少価値も無い。ヤフオクなどで3000円ほどで取引されているものである。つまり安レンズ。

ただ、この安レンズ達が侮れないのは、現代のフルサイズデジタルカメラのような高感度耐性に優れたカメラに装着すると蘇ることである。

ただでさえ僕のEOS6Dは高感度番長と呼ばれるくらいISO感度の常用幅が広い。つまりこのようなF値が大きく暗い安レンズを使っても、感度を上げて絞って使えばそれなりに映る。

というわけで今回の安レンズはこれ。

 

 

 

装着。なかなかコンパクトでかっこいいでしょう?

 

 

 

フードを付けるといきなりやる気まんまんな感じなルックス。

 

 

 

上から見た姿もなかなか。

息子と散歩

届いたのは日曜だったので、テスト撮りとして息子と自転車で出かけた。

じつは過去に僕は広角レンズを2度所有しどちらも手放している。どちらもAPS-C専用レンズだったこともあるが、そもそも広角レンズ特有の歪みが苦手なのだ。このように人間を写すと歪みでなんともならなくなる。

以前、幼稚園の卒業制作を業務として請け負ったことがあったが、そのとき保護者の皆さんからも素材提供を協力してもらった。

その中であるお父さんがとにかく広角レンズで子ども達を撮るのが好きで、端っこに寄せた子たちの顔が例外なく歪んでたことがあった。

「お願いだから標準レンズで撮るか、もしくは広角で撮るなら日の丸気味に子どもの顔を真ん中にしてくれ」と頼んでも上手くいかず、結局その人が撮る写真は使わなかった。冗談ならともかく、記念品として手をしたものが「我が子の顔がいびつに歪んでいる写真」で喜ぶ親はいない。

だから使わなかったというより使えなかった。広角レンズで子どもを撮るのは難しい。

 

 

 

 

そんなこともあって僕自身広角レンズに拒絶反応を持ってしまったのだが、最近中望遠レンズでボカしまくる写真ばかり撮ってた反動が来たようで、こういった写真が撮りたくて仕方が無かった。

 

 

 

ピントが合っている箇所が大きい写真って楽しいね。

 

 

 

買ってよかった広角安レンズ。

 

 

 

別の日。運転席に座りっぱなしでも広々撮れるのは広角レンズならでは。

 

 

 

今年の夏はこれでたっぷり遊ぶことにしよう。

というわけで

遊んでいないゲームソフトを処分したおかげで念願の広角レンズを手に入れることが出来た。ワイド側で20ミリというのは現代においては中途半端だが、それもまぁよしとしよう。何しろ1万円程度で買えたんだから。

さっきも書いたけど、広角レンズで人間を撮るのは注意が必要だけど、背景と一緒に組み合わせたポートレートなども撮れたら楽しいなぁ。

というわけで修行します。ではまた。

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