DP1を持って冬の朝にウロウロと

DP1

本日2月11日は建国記念日ですが、この日は忘れがたい記憶がありまして。というのも僕の叔父が倒れた日でしてね。

あれから34年ですかね。僕は中学生でした。朝から弟と一緒にファミコンディスクシステムのゲーム「リンクの冒険」を遊んでいました。

そのとき一本の電話が鳴り、母が出ると叔父が倒れたとのこと。早朝の最上川ヤツメウナギを捕りに舟で出ていきなり倒れたそうです。今で言うところの脳梗塞ですかね。

それから4~5日後に叔父は亡くなりました。確か57歳とか59歳とかそんな年齢でした。

僕自身は正直そんなに悲しくもありませんでした。というより14歳くらいの未熟な自分は57歳とか67歳とか77歳とかあんまり変わらないように感じたからです。つまり「ちょっと若いおじいちゃんみたいなもんだから仕方ないよなぁ」という感覚でした。

ところでおじちゃんの家には大黒柱みたいなおばあちゃんがいました。彼の母親です。普段から何事にも動じない、いかにも昔の年寄りという感じの人で、僕が、親戚中みんな大好きなおばあちゃんでした。お葬式の日も朝からいつものように茶の間の定位置に座りキセルタバコをふかしていた姿を覚えています。

そのおばあちゃんが、いざ棺が閉まり最後のお別れという直前にムクっと現れ「おまえは私を残してなぜ死んだ!!」と泣き叫びながら棺を抱きしめました。

その姿を見た僕は「子は親より早く死んではいけないんだ」と強く思いました。

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早起き

僕はいつでも早起きですが、今日は特に早く目覚めてしまいました。時計は4時代です。昨晩、早く寝たせいですね。

コーヒーを飲みながら目に入ったカレンダーで今日の日付を確認したら上に書いたようなことを思い出し、そしたら何だか彼が倒れた朝の雰囲気を知りたくなり外に出ることにしました。そしてスワンパークで早朝のまだ真っ暗な最上川を眺めながらコンビニで買ったパンをかじりました。

その後は暇だったんでちょっと散歩でも、という流れです。

今日のカメラはいつものFOVEONセンサー搭載機、SIGMAのDP1です。最近手持ちのカメラの棲み分けがきっちり出来てきて、PTAの撮影を含めたいわゆる被写体が人物メインのときはCanonの一眼レフ、日常の外回りや散歩時にある程度じっくり撮りたい景色などはSIGMAのDP1orDP2x、同じ散歩でも速写でばんばん撮っていくときはRICHOのGR2という感じです。

 

 

 

君たち寒そうだね。

 

 

 

時折青い空が顔を出してくれます。

 

 

 

酒田を撮るなら、いや、酒田で撮るなら雪を含めた景観は避けて通れない。

 

 

 

でも、この時期の散歩写真ってほとんど無いんですよねワタクシ。

何でかな?と考えたら、毎年卒業関連の制作物やってたからです。毎年2月なんてピリピリしてましたからね。今年は無いんです。いや、あるにはあるけど早めに動いてたし大作でも無いのであとは編集のみで済みそう。

 

 

 

おっと出た。上れない階段。

 

 

 

しかしワタシは無敵の冬靴なんで大丈夫です。ソレルのカリブーってやつね。一度これ使ったらもう他には移れません。しかも頑丈。もう7シーズン目とかですけど全然ヨユー。おすすめ。

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冬は嫌いじゃないけど、長すぎる冬は嫌なんで早く暖かくなって欲しい。

 

 

 

通称ナカデン通り。昭和40~50年代生まれの酒田の男の子には見慣れた景色であろう。

 

 

 

さて、帰ろう。

というわけで

冬の朝の散歩スナップでした。

酒田は今日あたりからだんだん暖かくなっていくらしいね。2月も10日を過ぎれば春遠からじですよ。もう少しだけ耐えましょう。

ではまた。

※SIGMAのDP1のファーストインプレッション記事はこちら

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