【酒田駅周辺】再開発の波に押されながら【DP1】

前回の記事で「FOVEONセンサーが楽しすぎるので画角28ミリのDP1も欲しくなった」なんて書いたが、あんなことを言ってしまうということはもちろんすでに手に入れるつもりでいた。10年以上前にリリースされたシリーズ初代の中古なので1万円ちょっとだった。

もちろんFOVEONセンサー搭載の最新機種は現在3世代目でもちろん価格も高い。

けれども別に散歩カメラとして使うので高画素も最新エンジンも僕には不要だ。この不便さを噛み締めながら1枚1枚のんびり撮り歩ければ十分。

スポンサーリンク
アドセンス




お疲れモードを振り払い

最近の繁忙期に続き、この日は日曜だったが朝から町内の資源回収からのスポーツレクリエーションでとことんくたびれた。

昼過ぎに帰りゴロゴロしていたが、15時頃になってこのまませっかくの日曜日が終わるのも何だか悔しくなってきてどこかへ出掛けることに決めた。

とはいっても散歩だ。こういうときは散歩に限る。妻と息子を誘ったが、妻だけ話に乗ってきた。コースは近所にしようと思ったが、最近酒田駅前の再開発がジリジリ進んでいるということを思い出しそちらへ。

懐かしいという感情

酒田市総合文化センター内の図書館に借りていた本を返却しそのまま散歩へ。素晴らしい天気だ。今朝まで続いた雨がいろいろと流してくれたかのよう。

いろいろと懐かしい。具体的に何かを思い出すということではないのだが、最近やけに懐かしいという感情を抱くようになった。もはや僕は懐かしさだけを求めて歩いてる気がする。

だが、先にも書いたが何かを思い出したくてというわけでも無い。ただただ、懐かしいという感情そのものを味わうかのごとくシャッターボタンを押している。

この感覚はかつて訪れた場所に限らず、初めて足を踏み入れたところでも湧き起こる。むしろ場所というより場面といった方が適切かもしれない。いったいこれは何なのか?全ては日常的にカメラを持ち歩くようになってからの話だ。

妻が「あそこに面白い建物があるね」と言った。僕は「ああいう造られたレトロ感ってのが僕はすごく好きじゃないんですよ」と返した。そんなこと今まで考えたこともなかったが、口に出して初めて気づいた。

「オガーさん、廃墟とか好きでしょ?」と聞かれることもある。じつはまるで興味が無い。朽ち果てそうなものは好きだが、実際に朽ちたものでは意味がない。さっきの話のように朽ち果てそうなものを再現したのも好きではない。そんなのよりはむしろ超近代的な建築物の方が何倍も好きである。

この通りを歩くたびにすごく不思議な感覚に陥る。ということを妻に話したら「わかる」と言う。こういうことで共感してもらえるのは嬉しい。

僕はこういうときに「酒田は最高だ」と感じる。

友人の土門秀明さんが大好きなこのあたりも、再開発の波に巻き込まれてしまった。

再開発である。基本的に再開発は素晴らしいことである。ただ、ちょっと淋しいだけである。

学生さんが絵を描いたり面白いことをやっていた。壁には願い事みたいなのが書かれた張り紙がたくさんあり、その中には「渋谷みたいに若い人で溢れる街になってほしい」と書いてあった。もちろん僕は「それは勘弁してくれ。君が渋谷に行けばいいじゃないか」と心の中で思った。

酒田はどこかみたいな場所にはなってほしくない。若い人はどんどん出て行っていろいろ持ち帰ってきて、世界中探してもどこにもない全く新しい世界をこの地に創り出して欲しい。

というわけで

夫婦でそれぞれ小さいカメラを持ってほとんど口を聞かずに写真を撮り歩く。当の本人たちはすっかり慣れてしまっているが、傍から見たら結構異様かもしれないですね。

それにしても期待通りDP1は面白い写真を出してくれる。そのまま撮りっ放しだとこれまでのDP2Xは緑っぽい被り方をしていたが、こちらは紫に被る。

しょせん趣味カメラなんだから、というより僕にとって写真を撮るというのは最高の遊びに過ぎないので、そういったことを含めて全てテイストだと思えば何てことは無い。

もちろん正しい記録が必要なときは一眼レフ機を持ち出すけれども、散歩や日常スナップはしばらくこの2台のFOVEON機があればいいや、と思った。

ではまた。

スポンサーリンク
アドセンス




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
アドセンス