頭を冷やしハートを燃やすためにDP1を持って散歩した

DP1

もうすぐ長かった二学期も終わる。本当に今年の二学期は息つく間も無いほど動いた。商売もそうだし、学校関係の制作、おまけに息子がスポ少(剣道)を始めたものだから、この上ないほどの忙しさだ。

ここ最近ではPTA広報用の紙面と動画制作に努めた。特に動画の方は、ここまでまとまった時間を取れなかったものだから先週末に徹底して行った。やはりああいったものは行事が終わったら熱が冷めないうちにさっさと取り掛かるのが正しい。運動会の編集を12月に行うのはいまいちエンジンの掛かり具合がよくなかった。

それも全て片付いた。無事来週には世の中に解き放たれるだろう・・・このへんのエリアだけだけど。

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詰まる感覚

先週の金曜夜からそういった作業をずっと行っていたため、日曜日の昼頃に何かがふん詰まる感じになった。いわゆる煮詰まったというのだろう。

自分でいうのも変な話だが、こういったことに僕は慣れている。いったい何が正しくてどこが間違っているかの判断が鈍ってきたら煮詰まってきた証拠だ。

そんなときは小さいカメラを持ってブラブラするに限る。

別に晴れていなくてもいい。曇りの日はどんよりした写真を撮ればいい話だ。

 

 

 

手持ちのウォークマンの充電を忘れたため、代わりにiPhoneでYouTubeの音楽リストでも再生しながら歩くことにした。そしたらなんと日和山公園はwi-fiのフリースポット化してるじゃないか。素晴らしい。

 

 

現在の僕のコンパクトカメラはSIGMAのDP1とDP2Xである。その日の気分でどちらかを持ち出す。今日は28ミリのDP1の気分だった。

 

 

 

この2台のカメラに出会ってから自分の撮る写真が変わってきた、と思う。というか求める要素が変わってきたというべきだろうか。

 

 

 

まぁそういうことを言葉でいちいち説明するのは野暮なのでやめておこう。とにかく僕は写真が好きなのだ。恐らく一生やるだろう。

 

 

 

ふとこれまでの自分の人生を振り返ってみると、自分がのめりこんだことが3つ目ということになる。10代半ばまでは剣道、10代半ばから40代半ばまではロックンロールバンド。となると、写真を30年くらいやればちょうど人生が終わりを迎える頃だろうか。

 

 

 

ところで僕はいわゆる個展を開きたいと思ったことは無い。正直あまり興味が無いというのが本音だ。それより写真集の方が俄然興味がある。いつか撮りためた中から何かコンセプトごとに分類し写真集にしたい。

 

 

 

そんなことを妻に話したら「いやそれは駄目。写真集を出すなら個展を開かないと売れない。その2つは我慢してでもワンセットで考えたほうがいい」とアドバイスされた。そうか。そういうもんなのか。

 

 

 

とはいっても今はただ欲望のままに撮るのが楽しいってのが正直なところ。反面、このようなブログに貼り付けた小さいサイズじゃなくてドーンと見てもらいたいという欲もあるのもまた本音。

まぁそのうちなんとかするだろう。今はまだ世間に何かを問えるような塊を作れるまではいっていない。

というわけで

1時間くらいの散歩でだいぶすっきりした。

それにしても本当にこのカメラと出会って良かった。語弊があると思うが、いわゆるキレイな写真を撮ろうなんてことを思わなくなった。ちまちました悪あがきより受け入れる姿勢を養おうといった感じだろうか。

僕はただフィルターでさえあればよい。ではまた。

※SIGMAのDP1のファーストインプレッション記事はこちら

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