「まちとひと」に関わることが出来る喜び

写真や動画のこと

僕の住む山形県酒田市にある酒田南高等学校。その酒田南高校には観光地域創生専攻というのがあります。この度ご縁があり、昨年度からこの科の活動報告を兼ねたPRパンフレットの制作に関わらせて頂きました。

僕の役目は表紙写真撮影と裏表紙への写真素材提供。始めはそのような大事なところに僕ごときの写真を使っていいのかとも思いましたが、頂いたチャンスは逃したくない性格なので喜んで引き受けました。写真撮影好きの人間が多くの方の目に触れる機会を頂けることを拒むわけにはいけません。

先生と生徒たちで作り上げた内容の素晴らしさとhope design様の秀逸なデザインにより記念すべき第一号は大好評だったとのことで、今年度号も制作することになりました。僕の役目は昨年度と同様で、昨晩その完成品を目にしたところです。

二枚目の写真は裏表紙をパネルにしたもの。プレゼントとして頂きました。

昨晩はさっそく三号目の話にもなり、それに向けたコンセプトをしっかり頭に叩き込みましたので、頑張ってふさわしい写真を撮りたいと思っている次第です。

さて、ご存じの通り僕は何の撮影技術もなく、どこかで修行重ねたわけでもない、ただ毎日の生活の中で好きなものを撮りためていくのが好きなだけのカメラマンです。

そういえば昨日の納品会の中で、主任のO先生に「いつかまたオガーさんも音楽をやるのか?」と聞かれたのですが、考えるより先に思わず「やらないと思います」と口から出てしまいました。

恐らくですが自分の中で「いつか子育てが落ち着いたらまたやりたいね」と言うのは、今でも実直に音楽と向き合っている人たち、そしてあの頃の自分に失礼だからという気持ちから思わず出た反応だと思います。

ですが、一番の理由はやはり今は写真が面白いからということなのは間違いありません。あの頃、ロックンロールの力を信じていた僕ですが、今は同じように写真には力があると確信を持ってやっています。

僕は普段から写真やカメラが趣味な方と繋がりたいとか、そういうクラスタに加わりたいとか一度も思ったことはありません。

ですが、逆に写真を撮らない人、ましてや若い力に、僕が写真を撮ることで関わっていけるのはとても嬉しく思う…というかそこが一番到達したい領域でもあるので、今回も「まちとひと」に関われたのは幸せです。

僕の机の引き出しにはこれまでそうやって関わって出来たCDやパンフレット等がしまってあります。これからも好きな人や町を撮り続け、そしてこうやって形にする機会が増えたら最高ですね。

ではまた。

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