盗撮ヤローは迷惑ヤロー

つい先日の夜中22時半頃。ベッドでぐうすか寝ている息子の隣りで本を読んでいた僕のスマホへ、隣の部屋にいる、いや妻からLINE通知が届きました。

リンク先を開いてみると、どうも隣りの学区でおっさんによる帰宅途中の男子への盗撮があったらしい。次の日には息子の学校経由で市の教育委員会からも同じ内容で防犯メールが。

僕の年代は40代後半で身長は175センチであります。黒縁のメガネをかけているし、青ジーパンこそ最近は履かないものの黒色のナイロンジャンパーはよく着ます。だからまぁ当てはまらなくは無い。

けどまぁほら、僕はハゲではなく白髪タイプですからね。ここ一点が決定的に違う。

んでFacebookの僕のタイムラインにもこのニュースをシェアしてあげました。一応防犯という意味もあるけど、どっちかというと美味しいネタだと思ったんで。以下、その反応。

みんなひどいよね。というかこの方々だけでなく、うちの学校の保護者の方々とかも「えー、これってあの人じゃない?ほらぁ広報部のォ」とか一瞬僕が浮かんだ人がたくさんいると思うの。職員室で会った先生にも「オガーさんじゃなくってホっとした」とか言われるし。

そういう意味では身体的特徴を書いててくれて助かったと思いますわな。

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それで、だ

僕、または当ブログをあまりよく知らない方は「なんでみなさん今回の盗撮騒ぎとあなたが簡単に結びつくの?」という疑問が湧くでしょう。

それは簡単な話でしてね。僕は普段から路上スナップも児童も撮るカメラマンだからですよ。つまり常に何かしらのカメラを毎日持っている。

とはいっても具体的には路上スナップ=趣味、子ども撮影=PTAでのお仕事だからでしてね。路上の子どもたちを撮るのが好きなわけではないんですよ。

そこは分けて考えて頂きたい。というか何が悲しくてわざわざ隣町までいって下校時間にコソコソと少年たちを撮らねばならんのだ。そんなことをしなくてもおれの厳重なセキュリティが施されたハードディスクには子どもたちが映ってる写真が何千枚も保管されてるし、そのへんはPTA会長もしっかり把握してるし、妻には万が一俺が突然この世から去ったときのために管理パスワードも教えてるっつーの。

そもそも

まぁPTAとして児童たちを撮影するってのは恐らくほとんどの人には理解してもらえると思いますが、路上スナップの方は「なにが面白くてそんなことやってんの?」って感じなのもわからなくもない。

それはもう完全に好みの問題なんです。だって一番最初に「うぉー、こういう写真かっこいいなぁ」って思ったのがそういうジャンルなんだもん。

正直いって自分がカメラを持って撮るのに、自然の絶景とか美しい夜景とか、ましてやおねーちゃんのモデルがニッコリしたものをパチっと撮った写真とかって全然ピンと来なかったんですよ。僕の場合、多くのストリートカメラマンが影響を受けたように、最初は森山大道が撮った新宿の路上写真、アレですよ。カッコよくて迫り来るパワーがみなぎってる画にやられました。

だから真似し始めました。それが4年前かな。でもほら新宿とここ酒田じゃ場所も違うし、そもそも人が人を真似しきることなんて不可能なのはわかってたから「まぁ、そのうちおれという味が染み出てくるだろう」って気楽にやってた。路上だけでなく日常を何でも撮りながら。

んで、全く飽きずにやってるのが今の私って感じなんですよ。ただそれだけ。

もちろん全ての人にこういった写真を理解してほしいとは思いません。ただ、こういう撮影を好んでやっている人間が一定数存在するということを覚えておいてもらえたら幸いです。ここ重要。

んで

ヒマだったんで今回の盗撮の件をしっかり考えてみたんですよ。

まず「犯人はいったい何がやりたかったのか?」ですよね。おっさんが少年を撮ったケースですけど、まぁ世の中にはいろんな趣味の人がいますから、撮影目的自体はやった本人以外にはわかりませんわな。

それよりも僕が疑問なのは「どのように犯行が発覚したのか?」です。こっちがすごく気になる。

というのも、詳細には「一眼レフ」と記載がありました。「本当にそれは一眼レフだったのか?ミラーレスカメラや超高倍率のレンズ一体型カメラではないのか?本当にレフレックスミラーが付いていたのか?」という部分は置いておきましょう。

恐らく子どもたち本人、もしくは帰宅してから報告を受けた保護者が通報したとは思うのですが、単純に「大きいカメラ」ということだと思います。それを聞いた警察担当者が一眼レフと判断した。

で、僕のカメラですが一眼レフというのはこれです。ご存知のとおり一眼レフはレンズを用途に合わせて付け替えます。

んで、普通に考えて「相手に気づかれずにこっそり写真を撮る」というならこういった望遠レンズを使います。望遠レンズと聞くと高額なイメージがありますが、それもピンキリでありまして、この画像のレンズは中古で3000円くらいだったやつです。「画質はともかく何が何でも写さなきゃいけない」という任務のときに買ったもの。

んで、それなりにカメラを使える人間がこういうレンズで本当にこっそり撮るつもりなら、そう簡単にバレるわけがないんです。ましてや子どもたちなら「自分が撮られた」という確信は持てないはず。それくらい離れたところから撮るものですし、逆にいうと近くでは撮れないのが望遠レンズです。

だから今回の件は「遠くから望遠レンズで撮ったのがバレた」というケースでは無いと思います。

じゃあバレるほどの近距離から撮ったのでは?というケースですね。その場合は上のようなレンズを使うわけですが、この場合、真正面に立ちはだかってバシっと撮らないと小さく写ってお話にならないわけです。

確かに世の中には相手がビックリしたところとか怒ったところとかをわざと狙うカメラマンがいます。

例えばこの人ですね。これはむしろ盗撮ではなく強撮です。

他にも日本では鈴木達郎というカメラマンが渋谷で似たようなスナップをやりました。その撮影の様子をフジフィルムが新作カメラのプロモーションビデオに使用してしまい、SNSを中心に大炎上しました。

※当時、僕も記事に書いてましたね。以下です。

「表現の自由VS肖像権の侵害」—2020.02.06投稿。

いずれにしても現代では受け入れられない撮影方法ですが、今回のケース、もし本当に被害があったとするならばこちらの撮影方法なんじゃないかと思います。つまりカメラを持った変態がバァっときてパシャっとやった。昔からいるコートを着て突然バァっとやる変質者みたいなもん。

まとめると

つまり今回のケース、僕なりの見解では以下になります。

「下校途中の少年の前に、突然デカいカメラを持ったおっさんが立ち塞がり、写真を撮って逃げていった」

これが一番可能性が高くて、次に・・・

「物陰からこっそり望遠レンズで隠し撮りしているところを付近住民に通報された」

どちらかじゃないかと思いますね。いずれにしてもまともな思考ではない者の仕業だと思います。あとはもともと常習犯で近所じゃ有名だったとかね。

ただし勘違いというケースがあります。というのも今回の場所は団地があるんですよね。僕もそうなんですが、じつは団地というのは大変フォトジェニックです。しかも時間は陽が傾いて光線が斜光になるわけで、団地の棟と棟のあいだに差し込んだ夕陽が遊び場のブランコに当たったりしてると、それはもう大変フォトジェニックです。かなりインスタ映えします。

他にも編隊を組んだ白鳥たちが夕焼け空をバックに川に戻って行き始めるのがあの時間帯だったりします。

ひょっとして僕みたいにそういった日常のワンシーンを撮るのが好きな写真好きが、あのあたりをデカいカメラを持ってフラフラして、何らかの被写体を撮ってるところを防犯意識の高い子どもたちが勘違いした・・・というケースも十分考えられる。まぁ軽率ですけどね。僕はそんな状況で絶対に公道で写真なんて撮りません。

いずれにせよ、僕からすると変態みたいなカメラ好きはこの世からいなくなって欲しいのは変わりません。何しろ変態ではないカメラマンにまで迷惑が掛かります。そしてこの世には後者の方が圧倒的に多いですからね。

今回みたいな案件は、いわゆる肖像権うんぬんの問題ではありません。子どもたちを不審者から守るという防犯の問題になりますので、みなさんも明らかに変な動きをしているカメラを持った人間を見かけたらバンバン通報しちゃって構わないと思いますよ。

そしてカメラマン側。不要なトラブルを避けるためにも、身の潔白を証明する準備は常にしておいた方がいいと思います。名刺を作るとかね。僕の場合はポートフォリオをwebに作って、万が一の職務質問に備えています(笑)

お互いに楽しい写真ライフを送りましょう。ではまた。

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