不審者と思われないために考えてみた話

写真や動画のこと

最近めっきり春ですが、そうなると出てくるのがつくしと変質者というのが世の常人の常。

先日インスタグラムを眺めてたら、友人のH君が趣味のランニング中に変なおっさんに絡まれたとかどうとか書いておりました。

なんでH君みたいな女性でもない、ひょろひょろしたおっさんにおっさんが絡んだのかはわかりませんが、いつも人の予想ナナメ上をいくのが変質者の思考でもありますから十分アリなわけで。

そういえば先週には我が酒田市でこんなこともありましたね。いわゆる事案発生というやつです。

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緊急メール

先週の木曜日の午後、警察の防犯メールからこんなのが届きました。包丁持ったおっさんがウロウロしてると。

 

 

 

んで、すぐ解決しました。近所に野菜を採りにいった帰り道のおっさんだったと。かなりズッコケました。

これ、僕の見解では「こんな時代に配慮が足りなかったおっさんがマズイ」んですよ。昭和40年代じゃあるまいし。

「なんでもかんでも通報するな」という声もあるようですが、いやいや、僕も通報すると思いますよ。だって実際に「明らかに刃物と判別できるようなものを持って公道を歩いてた」んでしょ。他人からすればそれを何に使うのかなんてわかりゃしません。

だから通報はグッジョブ、おっちゃんはドンマイ、警察はご苦労様です。これでめでたしめでたしってもんでして。

ドキっ

そんなことを夕食のときに妻と話してました。そのときドキっとしましてね。

なぜなら、このおっさんほどじゃないにしろ、じつは僕も十分すぎるほど不審者の条件を満たしてるのではないか?と思ったからですね。

僕の場合、写真を撮るのが趣味といっても、登山写真や絶景写真とかそういうモノではありません。↑のような路上スナップばかりです。

つまり手に刃物は持っていませんがカメラを持ち、しかもウロつき方が怪しい(と思われる)。だってキョロキョロしつつ、いきなり振り返ったりしながら歩いてますからね。

今回の野菜おじさんの事案、警察から緊急メールまで飛ばされ、しまいにゃ夕方の県内ニュースでまで報じられました。

さすがにカメラを持った不審者じゃそこまでやられることは無いと思いますが、たぶん通報だの職務質問だの、そういう類のことはいつか経験しそうなんですよね。

もちろん、悪いことをしてるわけではないので、そんときゃ包み隠さず話せばいいと思いますが、なるべくなら面倒なことは避けたいので、自分なりに対策を考えてみることにしました。

通報されないために

まずはなるべく通報されないために。

そういえば以前、僕が駅前スナップをしてたときに見かけたというMさん。その姿はかなり怪しかったというMさん。彼女と先日話す機会があったので聞いてみました。

「ええ、あのときのオガーさん、かなり怪しかったですよ。何が怪しいって、むき出しの一眼レフカメラ「だけ」を手に持ってる姿が怪しかった。もっと明らかに趣味で写真を撮ってまーすという雰囲気が出てれば違うと思うんだけど」

・・・確かにMさんのおっしゃるとおりで、僕はいつもカメラにレンズ一個だけを付けて歩きます。右手にストラップをグルグル巻きにしてね。レンズ交換はしません。家を出るときに決めた「本日のレンズ」だけ。

つまり、よくカメラ趣味タイプで見かける、カメラリュックやバッグを背負った姿じゃないんです。

いや、もちろん持ってますけどね。けれどもそれは「きちんと撮らなきゃいけないとき」に仕方なくいろいろ詰めて背負ってるわけで、出来れば散歩スナップするのにあんなものはイヤですね。ダサいし。

※どうせダサいんならココまでダサくいきたい。

ちなみに一眼レフかコンパクトカメラかは、その日の気分で選んでます。以前も書いたけど、明らかに住宅街っぽいところもコースに含んでしまいそうなときは、逆に目立つ一眼レフを堂々と首から下げて歩いてるかな。こそこそコンデジで撮るのは却って怪しいかと思ってね。

服装はいつもどおりです。靴だけは、長時間歩きすぎて足が痛くなることが多いので、アディダスのジョギングシューズに変えましたが。

サングラスはかけません。音楽を聴きながらがほとんどです。他に所持品としては身分証と名刺ですかね。

いやぁ、きちんと対策出来てるじゃないですか、ハイ。

通報されたら

それでも通報されたら仕方ありませんね。全部本当のことを話せばいいだけです。

「散歩しながら写真を撮るのが趣味なんです」

これで納得してくれるもんなんでしょうか?都会ではきちんと「路上スナップ」というジャンルが確立されています。れっきとした文化です。

だけどこの酒田でそういうこと説明して理解してもらえるのかどうか・・・?

まぁ、理解してもらうしかないですね。スマートフォンで自分のインスタやここのブログを見せて納得してもらうしか。

なお、これまで人間を撮って文句言われたことはありません。というより、街に人が歩いていないので撮る機会もほとんど無いんですけどね。今から酒田祭りが楽しみです。

※昨年の酒田祭りの記事はこちら

まとめ

今回の記事、「不審者に思われないために考えてみた」なんてタイトルでしたが、結局考えただけで何一つ具体的な対策は思いつきませんでした(笑)

一番手っ取り早いのは、僕が有名写真家にでもなってしまえばいいんですけどね。そうすれば「変な人!・・・あぁ、あの人か」で済むんですけど。

まぁ、実際のところあまり気にしてません。後ろめたいことをやってないので。

むしろ常に配慮してるのは「子どもたちを撮るとき」ですね。PTAや町行事で。

これはそっち方面本業のウチの鬼、いや妻にも口酸っぱく言われ続けたことですが、「あんなのにウチの子を撮られたくない」と思われたら終わりです。

きちんと挨拶をしろ。腕章はきちんと目立つところにしろ。必要以上に目立つな。自分に酔うな。周りを見ろ。まぁさまざま言われましたが、一番はこれですね。

 

清潔感。

 

全国のお父さんカメラマンのみなさん、一番重要なのは↑らしいですよ。清潔なのは当たり前。重要なのは清潔感なんだって。

お互い頑張っていきましょうね。ではまたっ!!

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