いざ真夏の日本武道館へ

剣道

先月末のことになりますが、2022年の全国道場少年剣道大会の山形県予選が行われ、息子が所属する道場がベスト16まで勝ち進み、この結果、7月下旬に日本武道館で行われる本大会へ出場することとなりました。

…と、簡単に書いてますが死闘でございました。最後は再々延長戦の上での決着です。

そりゃそうですよね。60だか70だかの参加チーム数とはいえ、みんながみんな武道館を目指して挑んできてるわけですから簡単なわけがありません。

それでね、ローカル大会とは違いますので、試合会場へは監督と選手以外足を踏み入れることは出来ません。我々保護者は観客席からの応援になるんですけどね。

いやね、なんと説明したらいいのか、本当に僕は寿命が縮んだのだと思います。というのもね、その出場権を賭けた試合を観てる最中に、変な話なんですけど僕の小学生の頃の剣道の思い出がぶあーって次から次へと甦ってきたんですよ。

楽しかったことやつらかったこと。嬉しかったことや悔しかったこと。恐かった先生が稀に見せた笑顔。強かった先輩達。頼もしかった同期の奴ら。その他ほとんど忘れていたようなことまでもがスライドショーのように次々とですよ。

…これって走馬灯っていうんじゃないですかね?僕は臨死体験をしたのでしょうか?

それくらい心臓に悪かったです。いやぁ自分で出てる方がマシですねホント。応援は本当にツライ。

兎にも角にも、息子たちの目標が達成できて良かったです。特に息子は主将になったときからあちこちで口にしてましたからね。「こいつそんなに高らかに宣言してて、いざ行けなかった時のことを考えてないのか?」という感じでしたから。

そういうえば↑の記事を書いたときにFacebookの方でとあるコメント頂いたんですよ。

「夢や目標は口に出した方がいい。その方が叶う」

…みたいなこと。これってたぶん本当ですね。

でも、奴にはちゃんと「調子に乗るなよ」とは言ってあります。そもそも剣道なんて一人じゃ強くなれないですからね。

指導者の先生はもちろん、保護者のみなさん、何より普段から一緒にぶつかりあって汗を流した仲間たちですよ。今回武道館へ行くメンバーはそういった方々の代表という立場なのですから、そのへんをもう一度締め直してですね、恥ずかしくない戦いをしてもらいたいもんです。

ちなみに僕も子どもの頃に同大会には出場しましたが、一回戦で負けたんでね。的確なアドバイスなんて知りません。

とにかく旅の初めから最後までいい経験になるのは間違いないので、ひとつひとつ楽しんできてもらえればと思います。

本当にありがとうございました。

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