こちら酒田も暑い日が続いてます。
とはいっても30℃あたりまでは「暑いですねぇ」というのが挨拶として成立するのですが、今日みたいに32℃あたりからは「いちいちそんなこと言うな」という雰囲気になってくるのも確かなのです。
これって僕の写真趣味でもあてはまることでしてね。
最高気温が25℃から30℃あたりまでは「よぉし今日はコントラストも解像度も高いビシっとした写真でも撮るかぁ」という気持ちになるんです。しかも広く撮りたいとかね。
ところがやはりというかなんというか32℃とかなっちゃうとですね、そんな写真は撮りたくないんですよ。まさに真夏の「暑いですねぇ」という挨拶と同じです。
ということで、本日持ち出したレンズはいわゆるオールドレンズ、その僕の手持ちの中でも一番クセが強いと言われてる旧ミノルタのMC Rokkor-PF58mmf1.4で外回り中にスナップしてきました。
ばかばかしいほどいい天気
いやだってですね。まだ7月上旬ですよ。例年の酒田なら今頃ザーザーと雨が降って「梅雨明けが待ち遠しいね」なんて話してるはず。それが早くもこんな空ですからね。
そりゃ字も抜けますよ。
自宅の玄関。
ああ、いいっすね。僕はこういう眠りに落ちる寸前の薄れていく意識で見たような写真が好きです。そしてそういう写真を撮るならこのレンズが最高です。
よくわかんないけど何か感じたら撮っておくのです。
僕がα7II…というかミラーレスカメラを買ってよかったなと思うのは、学校で子ども達を撮ればあんなにクリアでしっかりとした記録が撮れる反面、こういったフィルムカメラ時代のレンズを使って古臭い描写も楽しめるところです。
もちろんこれまでのデジタル一眼レフ機でそういうことが出来なかったのか?と言われれば出来たことは出来たんですけど、やっぱりミラーレスカメラは段違いで使いやすいですよ。ピント面を拡大しながら合わせられるんでマニュアルフォーカスが全く苦にならない。
さすがにPTAのお仕事でこういったレンズを持ち出すことはありませんけどね。そこはCanon様のLレンズ頼りです。
でも、そういった撮影も来年からは無くなっちゃうんですよね。そう考えるとちょっと寂しいね。
ということで
「 薄れていく景色の中 俺はカルメンと踊った」と歌ったのは真島昌利ですが、僕は暑さで薄れていく意識の中、MC Rokkor-PF58mmf1.4でスナップを撮ってきました。
この曲も個人的にうだるような夏を思い出すなぁ。確か高3の夏かな。
ということで本日は旧ミノルタのMC Rokkor-PF58mmf1.4で外回り中にスナップしてきたお話でした。ではまた。