1月9日から10日にかけて我が町酒田も雪がドサっと降りました。アメダスで確認したら35センチだったかな。10日朝5時30分の自宅前写真がこちら👇
ちなみに9日の夜にある程度雪かきしてました。なのに目が覚めたらこれですから、酒田にしてはひさしぶりにドカっと降りましたね。
ま、いいんです。いわゆる想定内でしたから。
昨年末あたりからメディアでは「最強寒波」とか「10年に1度」とかやたら煽ってましたが、一部の地域以外は全くたいしたことがありませんでした。
でも、今回は週始めから心の準備をしてましたよ。信頼している気象予報士のYouTubeチャンネルを毎日見てて警告を鳴らしてたこともあったし、なにより8日に気象庁と国交省が揃って会見しましたからね。このコンビが揃って記者会見するときは本当にヤバいときですからね。
雪かきの服装について
さて、想定通りに降りました。じつは7日に周りには「大雪ふるよ。たぶん30センチくらい」とドヤ顔で言いふらしてましたが、心の中ではせいぜい20センチかなとも思ってたのも事実です。ところがその想定を上回る35センチですからね。なかなかのもんです。ちなみに👇は4年前に45センチ降ったときの記事。
ところでみなさん、雪かき時の服装ってどうしてます?
もし雪かきの経験が無いという方でしたら「そんなのなるべく暖かい恰好するものでは?」と思うかもしれませんが、じつは雪かきって暑いんです。5分やそこらならともかく、30分以上の作業ともなるとダウンジャケットの類はとても着ていられません。かといって、ここ酒田は基本的に風が強いので上下ジャージスタイルってのは寒いです。
僕も現在の住居で毎シーズン雪かきをするようになって早26年です。そのあいだにいろんな服装を試しました。そして導き出したのは「やっぱミリタリーだよね」という結論です。
ということで近年は👇のようなカッコで雪かきしてます。
カバーオール、いわゆるツナギってやつですが、ミリタリー物は基本的に防風機能に優れているので、中でかいた汗が風で冷えるってこともなく快適に作業できています。
ところがですね、2年前から問題が出てきました。それは小さな除雪機を導入したこと。
これまた経験ある方ならご存じかもしれませんが除雪機での作業って寒いんです。あまり身体を動かさないし、向かい風のときには自分に砕いた雪が飛んできて身体が白くなりますので。
さて、どうしたものか。ウチの除雪は人力と機械のハイブリッドなんですよ。何が言いたいのかというと、クルマの通りが多い道路沿いの住宅街にあるので全ての雪を機械で飛ばし放題というわけにはいかないし、細かい箇所も結構あるのでどうしても人力も必要なんです。
で、結論づいたのがコレ👇
これもミリタリーですね。30年前に上野で買ったアルファインダストリーズのフライトジャケット、N-3Bってやつ。
今の40代後半~50代前半の方ならご存じかも知れませんが、これメチャクチャ流行りました。あまりにも流行り過ぎたので、流行りが終わった後に着るのは恥ずかしいというレベル。
とはいってもモノ自体はいいんですよ。何しろ米軍の極寒地任務用のレプリカだからとても暖かい。暖かすぎて東京はもちろん、酒田の冬の日常生活でも少しオーバースペックなのよね。
そういう事情もあったしずーっと倉庫の奥にしまい込んでたわけですが、ハイブリッド雪かき事情のため引っ張り出してきてつかってますが、これが非常によろしい。
除雪機をまったり動かしてるときはN-3B。雪が降ってきたらフードをスポット被れるし、あまりにも逆風でつらいときは目だけ出すように頭を覆う。そして人力の時はパっと脱いで例のフライトスーツのみでヒーヒーと雪を運ぶ。
こんな感じで今朝も一人で黙々と雪を処理しましたとさ。
ということで
とはいってもね、雪かきに正解はありません。
その人がそこで暮らすために長年の経験から来る知恵ってのがありますからね。あくまで今回は僕の場合、今のところ最適解が見つかったよって話でございました。
相変わらず雪かきは嫌だけどたまになら楽しめます。どうか今年は「たまに」の年でありますように。
ではまた。
👆新品高いなぁ。昔の倍くらい?・・・古着だと数千円で売ってますけどね。