どうもオガーです。小2の息子が明日(27日)から夏休みに入ります。
彼が持ち帰ってきた(正しくは僕が取りに行かされた)学校で栽培したミニトマト。
恐らく小学生時代の夏休みが一番楽しい、というか貴重なはずなので存分に満喫して欲しいとは思います・・・が、結構保護者のワタシは大変です。
ラジオ体操とかプール監視とか、そういうのはまぁ自営業なんでいくらでも融通利くので構わないのですが、なんつったってああいった体力オバケみたいなのが毎日自宅にいるわけですからね。。。
なんてことを毎年嘆いてる気がしますが、まぁなんだかんだ言ってたっぷり楽しんでるんですけどね、僕も。
自分の少年時代
さっき同じクラスの子がウチに遊びに来ていて、帰り際に話したら夏休みは3週間ほど新潟にあるおばあちゃんちに行くとのこと。
いいですねぇ。プレイステーションのゲーム「ぼくのなつやすみ」を地でいってますねぇ。
さて自分の小学生時代を何となく思い出してみると、僕、おばあちゃんちって無いんですよね。
いや間違えた。あります。あるんですけどすぐそこなんですよ。歩いて10分くらい。だから夏休みをおばあちゃんちで過ごしたなんて経験が無い。
なにやってたっけな?と思い出してみると、いわゆる普通に過ごしてました。
ラジオ体操行って、学校のプール行って、夕方はまた学校へ剣道の練習に行って。
この剣道の練習ってのがまたハードでしてね。暑中稽古とかいって二週間くらい毎日やるの。これがイヤでイヤで仕方がなかった。今では考えられないけど、練習中に水を飲むの禁止だったし。
だから僕の子供の頃、夏休みで楽しかったのって、毎日テレビで高校野球と「あなたの知らない世界」をみれることくらいだった気がします。あとラジオを遅くまで聴いてられることかな。もちろん部屋にテレビとかないわけですからね。
正直学校に行って友達と遊んでる方が楽しかったかもしれない。
唯一の楽しみ
そんなオガー少年でしたが、夏休みに一番楽しかったことって誰にも邪魔されず本を死ぬほど読めることでしたね。
ここでいう本というのは別に図書館にあるようなのばかりではなく、いわゆるマンガも含めての話です。僕、昔から面白ければどっちでもいいので。
ちょっと前に書いたいとこのしんちゃんがマンガたくさん持ってたんですよ。だから借りにいって、また返して借りてみたいな。あしたのジョーを初めて呼んだのも小学校の夏休みでした。
小説でいえばウチの本棚にあった星新一とかね。あとは文学全集で夏目漱石とかが小学生のときだったかな。ヘルマン・ヘッセの「車輪の下」もあったけど、さすがにアレを読んだのは高校生あたりだった気がするな。
別に先生や親に「本を読みなさい」と言われたからとかではなく、普通に娯楽として本を読むことが好きでしたね。本、というか活字そのものが好きだったのかもしれない。
だから読書感想文の宿題で苦労したことはないです。いくらでも書けました。
いま振り返ると良かったこと
最近になって「あの頃本を読んでて良かった!」と思うことがしばしばあります。それは文章読解力がそれなりに身についたかな、と。
日本国内に住む以上、基本的に言語は日本語なわけです(アタリマエ)
つまりほぼ全てのクエスチョンもアンサーも日本語で行わなければいけない。強いてはコミュニケーション能力に繋がりますからね。相手が言わんとしてることを読み取り、自分が伝えたいことを言語化する。
これって訓練で何とでもなると思うんですよね。
息子にも
ウチの息子にも本を好きになってもらいたいんですけどねぇ。残念ながらその兆しがまだみえない。
とはいっても判断するのはまだ早すぎますけどね。僕でさえ、最初に自分で買ったマンガは小学校三年生のときの「ドラえもん7巻」ですから。
学校の方でも力を入れてくださってるみたいで、図書館で積極的に貸し出しを行っており、ウチのも週に三冊借りてきます。
ただ、一度も読んでるのをみたことがない。そして宿題であるひとこと感想みたいなのはいつもテキトーに書いている。
↑これ担任の先生に見られるとマズイですが、まぁまさかこんなブログ読んで無いでしょう。
ただねぇ、ちょっと学校に対し要望・・・というかアレなんですけど、借りた本の冊数を競わせるようなのはやめた方がいいと思いますよ。
ハッキリいって読書カードを埋めるためだけに冊数だけ借りてくるなんて意味ないです。登下校の荷重が増えるだけで。
だからセガレに言ったんですよ。「なんで3冊も借りてくるんだ。一週間に3冊も読めるわけ無いだろう?1冊でいいんだ1冊で」と。
そしたら「一度に3冊まで借りれるし、みんなそうしてるから」
・・・これじゃダメなんですよね。確かに前にも書いたけど、本当に感銘を受けるような本にめぐり合うためには数をこなさなくちゃいけないんですけど、まだ小2はその段階じゃないと思うんですよね。とりあえず最後まで読み切るクセをつけないと。
だから「薄くて字が大きくて絵本みたいなのを1冊借りて来い」と言ったんですけど、なかなか・・・。結局中高学年が読むようなのを3冊も借りてくるし。
というわけで
何とかこの夏休みのあいだにでも、そういう訓練をね、僕がさせたいと思ってるんですけどね。あまり無理強いして本そのものを嫌いになったら困るし、さてどうしたものかといろいろ考えてるところであります。
とりあえず毎日30分、いや15分でも読書タイムを作ろうかな。一緒の部屋でお互い本を読む時間。もちろんマンガでもいい。
YouTubeで動画漁るのもテレビゲームで遊ぶのも、もちろん好きなだけやっていいけど、必ず毎日その時間を設ける。これしかないかな。
いやね、別にリキんでるわけでもないのよ。ただ、読書の面白さを知らずに大人になるのはちょっともったいないな、と思うのでね。
だから出来ることなら知ってもらいたいわけです。自然大好きなお父さんが子供にも自然の素晴らしさを伝えたくて、夏休みにアチコチ連れ出すのと同じ。結局、子育てなんてこれまで自分が通ってきた道で得てきたものを伝えていくしかないのでね。
そんな感じでね、さっそく明日は市立図書館に二人で行ってみようかと思います。
ではまたっ!!
※文中に出てきた写真は内容と一切関係ございません。今月インスタグラムにアップしようとしてボツになった(ミニトマトは除く)スナップ写真達でございます。