都会の煌くイルミネーションの中を「寒いね(はぁと)」なんて手を繋いだりしながらイチャイチャ歩くカップルなんぞは「爆発してしまえ」と心の中で願いながら20代を過ごした私ですので、基本的にああいうもんは好きじゃないんです。
いや現在になっても、インスタなんぞでいい年こいたおっさんがハートマークの電飾飾りを喜々としてアップしてる様子なんぞを見て「身分をわきまえろ」と思っています。
だがしかし、この地方オブ地方で、なかなか気合いが入ったイルミネーションスポットがあるらしいと耳にし、しかも開催が明日(1月20日)までと知った暁には、そりゃ写真好きがウズくってもんですよ。イルミネーション撮影なんてまともにやったことないから。
そ。「自分が好きなジャンルにおいて、やったことないもんはとりあえず試してからあーだこーだ言う」が僕のスタンスです。その結果導き出したのが「おれは散歩写真家である」なわけですから。
というわけで、山形県は鶴岡市、藤島歴史公園で開催されている「藤島イルミネーション Hisu花 de ないと 2018」に行ってまいりました。
藤島町の土地勘が無い
僕の住んでる街は山形県の酒田市というトコなんですが、鶴岡市はその南にあります。そして藤島町はその旧鶴岡市内に入る手前。
で、今回の場所は「藤島歴史公園」というところ。地図を出しときましょう。
酒田からは車で30分も掛かりません。けれどもワタクシ、酒田から南ってほとんどわかんないんですよ。鶴岡市内も全然わからない。
これは僕の営業エリアが酒田から北に集中してるせいですね。北はそれなりに詳しいんですけど。
藤島町内に最後に行ったのいつだっけなぁ。高校の同級生だった女の子が住んでたので、卒業後にみんなで遊んだりするときに送迎した以来だから、うーん、たぶん25年前とかですね。もちろんどっかに行くときに経由したことはあったりはしましたが、町内に入るのはほんとひさしぶり。
ですので素直にカーナビ使いました。
19時半着
確かに歴史公園と呼ばれるにふさわしい建物がありました。
おお、雪の中のイルミネーションってのもなかなか雰囲気ありますね。
当然、カップルと呼ばれる方々は出没いたします。今では決して爆発しろなんて思うことはありませんよ。
よく見ると花びらの形してんのね。
それにしても藤島は酒田よりまた一段寒い気がするな。
いかにも「ここでインスタ用の写真を撮ってね」といわんばかりのセット。このあと僕は女性二人組に「お願いできますかぁ」と声を掛けられスマホで写真撮ってあげました。
僕、ほんとシャッター係のお願いされるんですよ。おおげさじゃなく観光スポットとかいくと間違いなく声掛けられます。このあいだなんて山居倉庫で4組連続で撮ってあげましたからね。
もちろん首からカメラぶら下げてるからなんでしょうけど、試しに妻に「おれ、よっぽど写真がうまく撮れそうに見えるんだな」と言ったら、「いやいや、だからよほどヒマそうに見えるんだって(笑)」とのこと。
※そっち方面の話はこちらの記事で。
「結構な割合で県内ニュースの突撃取材を受けるワタシ」—2018.01.27投稿。
当然、今夜もオガー一家は全員でカメラマンやってます。
いやいや見事ですね。ここまで気合い入ったイルミネーション、地方じゃなかなかお目にかかれません。素晴らしいことだと思います。
男子諸君。彼女をキレイに撮るならココのスポットが一番オススメですよ。その木のあいだに立ってもらって、もうちょい左から手前に木のライトを置くような感じ。するともんのすごい素敵な写真が撮れます。というか撮れました。さっきのハートマークよりここですここ。
僕以外寒がりのオガー一家。やむなくこれにて終了。
というわけで
滞在30分ほどでしたでしょうか。それでも十分堪能できましたよ。いやぁなかなか素晴らしいスポットでした。
というわけで僕の写真ではあの素晴らしさはイマイチ伝わらなかったかもしれません。ですのでお近くの方はぜひ肉眼で!!本日(2019.01.20)21時半まで!!寒さ対策は万全で!!
ではまたっ!!
今回使用したカメラとレンズ