どうもオガーです。9月になって最初の日曜日。目が覚めたら幾分涼しかったので散歩写真に出掛けることにしました。
今年の7~8月は散歩なんてする気が起きないほど暑かったし、初めてフルサイズの一眼レフを手に入れたこともあり、ガラにもなく主に風景写真を撮っていましてね。
僕の目標の一つとして「ある程度は何でも撮れるよ」という身になっておきたいってのがあるんですね。だからまだやったことのない動物や飛行機、そして星景などもいずれは撮ってみたい。
だけど本当に撮りたいものは人間。それは肖像という意味とはまたちょっと違い、どちらかというと人間の活動と言った方がいいかもしれない。これが撮ってて一番楽しい。
そういった意味で人間の匂いがするストリート。路上。道端。これらもまた等しく好きでもあるわけですハイ。
中町へGO
5時半過ぎに起きてはいたのだが、結局どこを歩こうか決まらずじまいで家を出たのが6時半近くになってしまいました。
結局中町に決まった。というのもインスタグラムで見かけた誰かの投稿で「ゴーストタウン」というタイトルと共に中通り商店街の平日の写真がアップされていたのをだいぶ前にみかけたから。
地元民として別に悔しかったからというわけでもない。だが、だったらもっと俺がもっと上手にゴーストタウンっぷりを撮ってやろう、と思ったのも事実なのであーる。
そんな理由で約1年ぶりの中町早朝散歩に出かけることにしました。
ひた歩く
市役所の駐車中にクルマを停め、ただテクテクと歩く。
正直に言うと直前までは「イマイチ気が乗らない」状態であった。が、一枚シャッターを切った途端に気持ちが高揚してくる。人って面白いね。
散歩中のおばちゃんが僕を(恐らく)変な目で見ている。確かに傍目からみれば「こいついったい何を撮ってるんだ?」という感じかも。だが、以前も書いたけどもうそういうのはすっかり気にもならなくなってしまいました。
今日は最近お馴染みの一眼レフではなく、ひさしぶりにSONYのコンパクトデジタルカメラDSC-RX100。
相変わらずRX100は最高っすね。そしてコンパクトデジタルカメラも。ちょっとでも気になったものはサっと構えてパっと撮れる。3秒しかかからない。
マリーン5の真下から。昔このエレベーターには「エレベーターガール」がいたの知ってるかい?
中央公園に来てみた。高校生の頃、帰り道にタバコを吸った記憶がある。
別に全裸にすることなくない?僕はそっち方面の芸術性とやらがさっぱりわかんない。
あれは昔でいう情報プラザだな?よしいってみよう。
いやー、いろんなことやってるね。若者の地元離れってそんなに深刻なの?というより雇用があればみんな出て行かないのかね。だったら行政が超全力でバカでかい企業を2つ3つ引っ張ってくればいいだけなんじゃないの?
いやー、おれは出来れば働きたくない若者だったからよくわかんないな。
おおぅ。ここの喫茶店、高校生のときに来たときがあるぞ。というかかっこいい入り口だなぁ。小説に出てくるお店みたいだ。
大切なのは、あの緩い上り坂の向こう側には、果たしてどんな景色があるんだろうと期待を持たせること、だと僕は思うんだよ。
ネコくん、君はどう思うかい?
というわけで
結論から言うと僕には上手く「ゴーストタウン」の写真は撮れませんでした。だってまだまだこの街には人間の匂いが染み付いてるからね。
僕がTwitterでフォローしてる風景写真のカメラマンの方が、いつだったか「地元の魅力を撮る人は素敵よね。そこに住む人しか出来ないことだから」というツイートしてて、僕は感銘を受けたの。すごくいい言葉だと思った。
もともと僕は「酒田をいいとこだ」と思ってるし、それは「他の~~と比べて」ということでは決してなく、自分が生まれ育ち、現在住み着いてる街だから。
そんな僕にとって、自分がいる場所を「何もない」とやたら卑下するのはありえないし、ましてやどっかをモデルにしてひたすら追従していこうなんてのももっとありえないの。
僕はありのままの酒田の魅力をどんどん吸い上げて楽しんでいくことにしますよ。モタモタしてるのにかまっているヒマはないので一人ででも勝手に先に行かせてもらう。
それにね。自分がいる場所の魅力すらみえない人は、どうせどこいったって何もみえんよ。セミナーだかなんだかやる人はそこんとこ上手く伝えといてね。頼むよ。
んなこといっても、本当に、心の底から本当にこの街に愛想つかしたら家族引き連れてトンズラしますけどね。余裕で逃げます。ハハハ。
ではまたっ!!
今回使用したカメラ
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